タルキールへの侵攻/Invasion of Tarkir

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[[タルキール/Tarkir]]がテーマの[[バトル]]から[[変身する両面カード]]。[[第1面]]は[[手札]]から[[公開]]した[[ドラゴン]]・[[カード]]の数だけ[[ダメージ]]が上がる[[任意の対象]]への[[火力]]を放つ[[包囲戦]]、[[第2面]]は[[ドラゴン]]が[[攻撃]]するたび[[火力]]を放つ[[ドラゴン]]。
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[[第1面]]は最低でも2[[マナ]]で好きな[[対象]]に2点[[火力]]が保証されているため、いつ引いても腐ることはない。[[ドラゴン]]含む[[デッキ]]で運用すれば[[火力]]アップも望め、1枚[[公開]]するだけでも[[稲妻の一撃/Lightning Strike]]相当の働きをしてくれる。これ自身に[[ダメージ]]を飛ばすことは出来ないが、2枚目のこの[[カード]]で先に設置した1枚目に[[ダメージ]]を飛ばすことは出来るため、複数枚採用することで[[変身]]も視野に入れやすくなる。
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[[第2面]]は4/4[[飛行]]・[[トランプル]]の高いスタッツに加え、強力な[[誘発型能力]]を有するため[[フィニッシャー]]として運用できる[[ドラゴン]]。[[タフネス]]2以下の[[クリーチャー]]を[[除去]]するのはもちろん、これ単体で計6点[[ダメージ]]を叩き出せるため2枚目を[[変身]]させることも容易である。[[果敢な雷口/Defiant Thundermaw]]が複数並んだ時の[[打点]]は極めて強力。[[能力]]がそれぞれで[[誘発]]するため、2体なら[[攻撃]]の度に2点[[ダメージ]]を4回、3体なら9回、4体なら16回も飛ばせる。2体並ぶだけでも本体による[[ダメージ]]と[[能力]]による[[ダメージ]]で計16点もの[[ダメージ]]を叩き出せるため、ほぼゲームエンド級である。
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上手く[[変身]]までいければ、わずか2[[マナ]]で[[除去]]しつつ[[フィニッシャー]]を繰り出せるのでかなり強力。しかし一方で、強力な[[カード]]ではあるのだが、他に[[ドラゴン]]を採用していなかったり、[[変身]]をさせられなかったら、ただの[[ソーサリー・タイミング]]の2[[マナ]]2点[[火力]]に成り下がってしまう。[[変身]]条件も5点[[ダメージ]]が必要なので気楽に達成できるものとも言い難い。2枚目を引いたり、同[[セット]]には[[火山の悪意/Volcanic Spite]]という使いやすい3点[[火力]]があるため、[[変身]]自体はそこまで達成困難ではないが、手間をかけて[[変身]]しても[[果敢な雷口/Defiant Thundermaw]]には除去耐性がないことに注意が必要である。また[[果敢な雷口/Defiant Thundermaw]]は2[[マナ]]の[[クリーチャー]]として扱われるため、[[パイオニア]]や[[モダン]][[環境]]においては[[致命的な一押し/Fatal Push]]が活躍していることもこの[[カード]]にとっては向かい風。<br/>
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[[バトル]]全般に言えることだが、相手の[[デッキ]]や状況をよく見て判断した上で、[[変身]]を目指すかどうかの見極めが求められる。
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*第1面の能力は[[再帰誘発型能力]]を含む。[[スタック]]に置く際に[[対象]]を選ぶことはなく、ドラゴンを公開したときに新たに能力が[[誘発]]し[[スタック]]に置く際に対象を選ぶ。[[プレイヤー]]は対象とダメージが何点かを知ってからそれに[[対応]]することができる。
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*[[注釈文]]にあるように「0枚のカードを公開する」ことを選んでもよい。そうしたなら、タルキールへの侵攻は2点のダメージを与える。
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*第1面の能力は[[タルキール龍紀伝]]の[[オジュタイの語り部/Orator of Ojutai|ドラゴン・ボーナス]]を意識したものだろう。
  
 
==参考==
 
==参考==
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*[[タルキール/Tarkir]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[カード個別評価:機械兵団の進軍]] - [[神話レア]]
 
*[[カード個別評価:機械兵団の進軍]] - [[神話レア]]

2023年4月26日 (水) 14:59時点における最新版


Invasion of Tarkir / タルキールへの侵攻 (1)(赤)
バトル — 包囲戦(Siege)

(包囲戦(Siege)1つが戦場に出るに際し、それを守る対戦相手1人を選ぶ。あなたや他のプレイヤーはそれを攻撃できる。それが倒されたとき、それを追放する。その後、それを変身させた状態で唱える。)
タルキールへの侵攻が戦場に出たとき、あなたの手札にある望む枚数のドラゴン(Dragon)・カードを公開する。そうしたとき、これでない1つを対象とする。タルキールへの侵攻はそれに、Xに2を足した点数のダメージを与える。Xは、これにより公開されたカードの枚数の等しい。(Xは0でもよい。)

5
Defiant Thundermaw / 果敢な雷口
〔赤〕 クリーチャー — ドラゴン(Dragon)

飛行、トランプル
あなたがコントロールしているドラゴン(Dragon)1体が攻撃するたび、1つを対象とする。そのドラゴンはそれに2点のダメージを与える。

4/4

タルキール/Tarkirがテーマのバトルから変身する両面カード第1面手札から公開したドラゴンカードの数だけダメージが上がる任意の対象への火力を放つ包囲戦第2面ドラゴン攻撃するたび火力を放つドラゴン


第1面は最低でも2マナで好きな対象に2点火力が保証されているため、いつ引いても腐ることはない。ドラゴン含むデッキで運用すれば火力アップも望め、1枚公開するだけでも稲妻の一撃/Lightning Strike相当の働きをしてくれる。これ自身にダメージを飛ばすことは出来ないが、2枚目のこのカードで先に設置した1枚目にダメージを飛ばすことは出来るため、複数枚採用することで変身も視野に入れやすくなる。

第2面は4/4飛行トランプルの高いスタッツに加え、強力な誘発型能力を有するためフィニッシャーとして運用できるドラゴンタフネス2以下のクリーチャー除去するのはもちろん、これ単体で計6点ダメージを叩き出せるため2枚目を変身させることも容易である。果敢な雷口/Defiant Thundermawが複数並んだ時の打点は極めて強力。能力がそれぞれで誘発するため、2体なら攻撃の度に2点ダメージを4回、3体なら9回、4体なら16回も飛ばせる。2体並ぶだけでも本体によるダメージ能力によるダメージで計16点ものダメージを叩き出せるため、ほぼゲームエンド級である。

上手く変身までいければ、わずか2マナ除去しつつフィニッシャーを繰り出せるのでかなり強力。しかし一方で、強力なカードではあるのだが、他にドラゴンを採用していなかったり、変身をさせられなかったら、ただのソーサリー・タイミングの2マナ2点火力に成り下がってしまう。変身条件も5点ダメージが必要なので気楽に達成できるものとも言い難い。2枚目を引いたり、同セットには火山の悪意/Volcanic Spiteという使いやすい3点火力があるため、変身自体はそこまで達成困難ではないが、手間をかけて変身しても果敢な雷口/Defiant Thundermawには除去耐性がないことに注意が必要である。また果敢な雷口/Defiant Thundermawは2マナクリーチャーとして扱われるため、パイオニアモダン環境においては致命的な一押し/Fatal Pushが活躍していることもこのカードにとっては向かい風。
バトル全般に言えることだが、相手のデッキや状況をよく見て判断した上で、変身を目指すかどうかの見極めが求められる。


[編集] 参考

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