Lv系カード

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==解説==
 
==解説==
名前のとおり「[[Lvアップ]]」するクリーチャーを表現したメカニズムであり、[[運命の大立者/Figure of Destiny]]がデザインの元となっている。[[エルドラージ覚醒]]で初登場し、[[モダンホライゾン]]で再登場した。
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名前のとおり「[[Lvアップ]]」するクリーチャーを表現した[[メカニズム]][[エルドラージ覚醒]]で初登場し、[[モダンホライゾン]]で再登場した。
  
 
Lvアップ能力を[[起動]]することでその上に[[Lvカウンター]]を置くことができ、その数に応じてクリーチャーの[[特性]]が変化する。Lvカウンターが置かれているときの特性は、[[Lvシンボル]]によって示され、Lvが高くなるほど[[P/T]]や[[能力]]が[[強化]]される。
 
Lvアップ能力を[[起動]]することでその上に[[Lvカウンター]]を置くことができ、その数に応じてクリーチャーの[[特性]]が変化する。Lvカウンターが置かれているときの特性は、[[Lvシンボル]]によって示され、Lvが高くなるほど[[P/T]]や[[能力]]が[[強化]]される。
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*英語名から「レベラー」と呼ばれたり、Lvアップをすることから「レベルアッパー」と呼ばれたりすることもある。
 
*英語名から「レベラー」と呼ばれたり、Lvアップをすることから「レベルアッパー」と呼ばれたりすることもある。
 
*英語名で[[地ならし屋/Leveler]]と同じだが、特に関連はない。
 
*英語名で[[地ならし屋/Leveler]]と同じだが、特に関連はない。
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*発案者は[[運命の大立者/Figure of Destiny]]のデザイナーである[[Brian Tinsman]]<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/latest-developments/leveling-2010-05-14 Leveling Up]([[Daily MTG]] 2010年5月14日)</ref>。
 
*その評価は、市場調査によれば「賛否両論」である。デザインがごちゃごちゃしており、[[新世界秩序]]にも沿っていない。そのため、[[戦乱のゼンディカー・ブロック]]への再録も見送られた<ref>[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/preparing-battle-part-1-2015-09-07 Preparing for Battle, Part 1]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0015692/ 戦乱に向けて その1]([[Making Magic]] 2015年9月7日)</ref>。
 
*その評価は、市場調査によれば「賛否両論」である。デザインがごちゃごちゃしており、[[新世界秩序]]にも沿っていない。そのため、[[戦乱のゼンディカー・ブロック]]への再録も見送られた<ref>[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/preparing-battle-part-1-2015-09-07 Preparing for Battle, Part 1]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0015692/ 戦乱に向けて その1]([[Making Magic]] 2015年9月7日)</ref>。
 
**一方、[[始まりの木の管理人/Warden of the First Tree]]など、レベルアップによらない類似クリーチャーはその後も作成されている。
 
**一方、[[始まりの木の管理人/Warden of the First Tree]]など、レベルアップによらない類似クリーチャーはその後も作成されている。
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*[[ゼンディカーの夜明け]]の[[展望デザイン・チーム|展望デザイン]]で収録メカニズムの準候補に挙げられたが、最終的に採用されることは無かった<ref>[https://mtg-jp.com/reading/mm/0034411/ 『ゼンディカーの夜明け』展望デザイン提出文書]([[Making Magic]] [[2020年]]9月28日)</ref>。
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*[[フォーゴトン・レルム探訪]]では、このメカニズムを発展させた[[クラス]]・[[エンチャント]]が登場した。あちらもレベルという用語を使用するため、総合ルールでは「Lvアップとは別の能力で、相互作用しない」と言う事がわざわざ明記されている。
  
 
==参考==
 
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*[[ルーリング]]
 
*[[ルーリング]]
  
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2021年8月11日 (水) 06:46時点における最新版

Lv系カード/Leveler Cardsは、Lvアップ能力とLvシンボルを含む、特殊な文章欄を持つカードの総称。


Enclave Cryptologist / 飛び地の暗号術士 (青)
クリーチャー — マーフォーク(Merfolk) ウィザード(Wizard)

Lvアップ(1)(青)((1)(青):この上にLv(level)カウンターを1個置く。Lvアップはソーサリーとしてのみ行う。)

0/1

Lv1-2:

(T):カードを1枚引き、その後カードを1枚捨てる。

0/1

Lv3+:

(T):カードを1枚引く。

0/1

[編集] 解説

名前のとおり「Lvアップ」するクリーチャーを表現したメカニズムエルドラージ覚醒で初登場し、モダンホライゾンで再登場した。

Lvアップ能力を起動することでその上にLvカウンターを置くことができ、その数に応じてクリーチャーの特性が変化する。Lvカウンターが置かれているときの特性は、Lvシンボルによって示され、Lvが高くなるほどP/T能力強化される。

エルドラージ覚醒では、5すべてに存在するが、に特に多く割り振られている。これらのカードを補助する効果も、白と青に多い。

[編集] ルール

  • Lv系カードは、横方向に分割された文章欄と3つのパワー/タフネス枠を持つ。Lv系カードの文章欄は、2つのLvシンボルを含んでいる。
  • Lvシンボルには「Lv N1-N2」と「Lv N3+」の2種類の形式があり、いずれもそれに続く文章、およびP/T枠を含めて一つの常在型能力を示す。
    • {Lv N1-N2} [能力] [P/T]/{LEVEL N1-N2} [能力] [P/T]とは、「このクリーチャーがN1個以上のLvカウンターを持ち、N2個より多いLvカウンターを持たない場合、これは[P/T]であるとともに[能力]を持つ。」を意味する。
    • {Lv N3+} [能力] [P/T]/{LEVEL N3+} [能力] [P/T]とは、「このクリーチャーがN3個以上のLvカウンターを持つ場合、これは[P/T]であるとともに[能力]を持つ。」を意味する。
  • Lv系カードの一番上(Lvシンボルが無い部分)の文章欄に書かれた能力とP/Tが基本の特性となる。Lvアップ能力は、そのパーマネントにLvカウンターがいくつ乗っていても起動できる。
  • Lvカウンターの数がどのLvシンボルにも該当しない場合(1個も乗っていない場合も含む)や、Lv系カードが戦場以外の領域にある場合は、そこに書かれた特性のみを持つ。
  • Lvシンボルの後ろに書かれた能力は、あくまで「条件を満たした場合にそれを持つ」という意味であるため、戦場以外にある場合や条件を満たさない場合はその能力を持たない。
  • 適用されるための条件を持つため、特性定義能力ではない。LvシンボルによるP/Tの変化は、種類別第7b種に該当する継続的効果である。
  • Lvシンボルによる継続的効果のタイムスタンプは、パーマネントのタイムスタンプと同一である。Lvカウンターの数が変わった瞬間ではない。
  • 分割された文章欄と3つのP/T枠は分かりやすさのためでしかない。ルール上は、Lv系カードは文章欄は1つしか持たない。
  • 一般的なロールプレイング・ゲームではレベルは1から始まるが、Lv系カードは0から始まる。勘違いしないよう注意。

[編集] その他

[編集] 参考

  1. Leveling Up(Daily MTG 2010年5月14日)
  2. Preparing for Battle, Part 1/戦乱に向けて その1Making Magic 2015年9月7日)
  3. 『ゼンディカーの夜明け』展望デザイン提出文書(Making Magic 2020年9月28日)

引用:総合ルール 20231117.0


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