テンペスト・ブロック

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(3人の利用者による、間の4版が非表示)
1行: 1行:
'''テンペスト・ブロック'''/''Tempest Block''は、[[テンペスト]]、[[ストロングホールド]]、[[エクソダス]]の3つのセットからなる[[ブロック (総称)|ブロック]]。[[ラース/Rath]]を舞台としていることから、別名'''ラース・サイクル'''(''Rath Cycle'')。
+
'''テンペスト・ブロック'''/''Tempest Block''は、[[テンペスト]]、[[ストロングホールド]]、[[エクソダス]]の3つのセットからなる[[ブロック (総称)|ブロック]]。
 
+
直前に発売された序章[[ウェザーライト]]で幕開けた[[ウェザーライト・サーガ/Weatherlight Saga]]は、ここから本格的に始動していくことになる。
+
  
 
{|class="wikitable"
 
{|class="wikitable"
21行: 19行:
  
 
==概要==
 
==概要==
 +
人工[[次元/Plane]]、[[ラース/Rath]]を舞台としており、公式で'''ラース・サイクル'''(''The Rath Cycle'')とも呼称されている。直前に発売された序章[[ウェザーライト]]で幕開けた[[ウェザーライト・サーガ/Weatherlight Saga]]は、ここから本格的に始動していくことになる。
 +
 
ブロック固有の[[キーワード能力]]は[[シャドー]]と[[バイバック]]。他には[[リシド]]、[[スリヴァー]]、[[スパイク]]といった[[クリーチャー・タイプ]]、[[タウンズフォーク]]の[[サイクル]]、[[コーのダメージ移し変え能力]]などのシステムが登場した。
 
ブロック固有の[[キーワード能力]]は[[シャドー]]と[[バイバック]]。他には[[リシド]]、[[スリヴァー]]、[[スパイク]]といった[[クリーチャー・タイプ]]、[[タウンズフォーク]]の[[サイクル]]、[[コーのダメージ移し変え能力]]などのシステムが登場した。
  
28行: 28行:
 
*史上2枚目(非流通カードの[[1996 World Champion]]を除けば初)の[[白青黒赤緑|5色]]カード[[スリヴァーの女王/Sliver Queen]]は多くの[[プレイヤー]]を驚かせた。
 
*史上2枚目(非流通カードの[[1996 World Champion]]を除けば初)の[[白青黒赤緑|5色]]カード[[スリヴァーの女王/Sliver Queen]]は多くの[[プレイヤー]]を驚かせた。
 
*[[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト]]社内[[R&D|開発部]]の[[デザイン・チーム]]によってデザインされた、初のブロックである。
 
*[[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト]]社内[[R&D|開発部]]の[[デザイン・チーム]]によってデザインされた、初のブロックである。
**それまでは外部フリーランス([[Richard Garfield]]と共に[[リミテッド・エディション]]のプレイテストをしていた2組のグループ)がデザインをしていた(参考:[http://archive.mtg-jp.com/reading/translated/002103/ ブロックで遊ぼう]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0008604/ 神啓を受けて その2])。
+
**それまでは外部フリーランス([[Richard Garfield]]と共に[[リミテッド・エディション]]のプレイテストをしていた2組のグループ)がデザインをしていた<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/playing-blocks-2009-12-07 Playing With Blocks]/[https://web.archive.org/web/20180123190051/https://archive.mtg-jp.com/reading/translated/002103/ ブロックで遊ぼう(WebArchive)](Making Magic 2009年12月7日)</ref><ref>[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0008604/ 神啓を受けて その2](Making Magic 2014年2月17日)</ref>。
 
**開発部自体はそれまでも存在したが、[[デベロップ・チーム]]や[[ブランド・チーム]]としてであった。
 
**開発部自体はそれまでも存在したが、[[デベロップ・チーム]]や[[ブランド・チーム]]としてであった。
 
*このブロックからのカードだけで構成される[[再録]]セット、[[Tempest Remastered]]が[[Magic Online]]限定で発売された。
 
*このブロックからのカードだけで構成される[[再録]]セット、[[Tempest Remastered]]が[[Magic Online]]限定で発売された。
 +
 +
==脚注==
 +
<references />
  
 
==参考==
 
==参考==
40行: 43行:
 
**[[カード個別評価:Tempest Remastered]]
 
**[[カード個別評価:Tempest Remastered]]
 
*[[カードセット一覧]]
 
*[[カードセット一覧]]
**[[ミラージュ・ブロック]]
+
**[[ミラージュ・ブロック]]([[ミラージュ]] - [[ビジョンズ]] - [[ウェザーライト]])
 
**[[第5版]]
 
**[[第5版]]
**[[テンペスト・ブロック]]
+
**[[テンペスト・ブロック]]([[テンペスト]] - [[ストロングホールド]] - [[エクソダス]])
**[[ウルザ・ブロック]]
+
**[[ウルザ・ブロック]]([[ウルザズ・サーガ]] - [[ウルザズ・レガシー]] - [[ウルザズ・デスティニー]])
 
**[[第6版]]
 
**[[第6版]]

2021年12月21日 (火) 19:00時点における最新版

テンペスト・ブロック/Tempest Blockは、テンペストストロングホールドエクソダスの3つのセットからなるブロック

セット名 略号 発売日 セット枚数 製品情報(WotC) カードリスト(Wisdom Guild)
テンペスト/Tempest TE,TMP 1997年10月 350枚 製品情報 カードリスト
ストロングホールド/Stronghold ST,STH 1998年2月 143枚 製品情報 カードリスト
エクソダス/Exodus EX,EXO 1998年6月 143枚 製品情報 カードリスト

[編集] 概要

人工次元/Planeラース/Rathを舞台としており、公式でラース・サイクル(The Rath Cycle)とも呼称されている。直前に発売された序章ウェザーライトで幕開けたウェザーライト・サーガ/Weatherlight Sagaは、ここから本格的に始動していくことになる。

ブロック固有のキーワード能力シャドーバイバック。他にはリシドスリヴァースパイクといったクリーチャー・タイプタウンズフォークサイクルコーのダメージ移し変え能力などのシステムが登場した。

全体的に強力なカードが多く、特にコンボ向けのキーカードがかなり充実している(魔の魅惑/Alurenドリーム・ホール/Dream Halls精神力/Mind Over Matter他多数)。もちろん、それ以外にも優秀なカードは多い。その分、禁止カードとなったカードも何枚か存在している。

[編集] 脚注

  1. Playing With Blocks/ブロックで遊ぼう(WebArchive)(Making Magic 2009年12月7日)
  2. 神啓を受けて その2(Making Magic 2014年2月17日)

[編集] 参考

QR Code.gif