驚異への入り口/Open into Wonder

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[[対象]]の[[クリーチャー]]を[[ターン終了時まで]][[ブロックされない]][[巻物泥棒/Scroll Thief]]に変える[[X]][[呪文]]。
 
[[対象]]の[[クリーチャー]]を[[ターン終了時まで]][[ブロックされない]][[巻物泥棒/Scroll Thief]]に変える[[X]][[呪文]]。
  
[[マナ]]さえ費やせば自軍全体が[[アンブロッカブル]]になるのは驚異的で、[[サボタージュ能力]]もアンブロッカブル付与と相性抜群である。ただしこの手の[[カード]]は往々にして[[エンドカード]]としての役割を目当てにされるもので、その用途ではサボタージュ能力に意味がないため、その点では多少噛み合わない。それでもその[[ターン]]の[[攻撃]]で勝負を決められない場合に[[Xドロー]]相当となるのは強力で、大幅な[[アドバンテージ]]を得られる。終盤はもちろん、中盤で一気に勢いを盛り返すための用途でも強力だと言えよう。
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[[マナ]]さえ費やせば自軍全体がブロックされなくなるのは驚異的で、[[サボタージュ能力]]とも相性抜群である。ただしこの手の[[カード]]は往々にして[[エンドカード]]としての役割を目当てにされるもので、その用途ではサボタージュ能力に意味がないため、その点では多少噛み合わない。それでもその[[ターン]]の[[攻撃]]で勝負を決められない場合に[[Xドロー]]相当となるのは強力で、大幅な[[アドバンテージ]]を得られる。終盤はもちろん、中盤で一気に勢いを盛り返すための用途でも強力だと言えよう。
  
 
[[リミテッド]]では[[アンコモン]]ながら優秀なエンドカード。[[青]]はあまりクリーチャーを並べる[[色]]ではないものの、不朽を主軸にした[[白青]]の[[デッキ]]などでは問題なく活用できる。[[構築]]ではクリーチャーを並べないなら[[明日からの引き寄せ/Pull from Tomorrow]]の方が強く、クリーチャーを並べるデッキでは青の[[ダブルシンボル]]が捻出しづらく、最初から[[回避能力]]を持ったクリーチャーを使うこともできるため、活躍するのは難しい。
 
[[リミテッド]]では[[アンコモン]]ながら優秀なエンドカード。[[青]]はあまりクリーチャーを並べる[[色]]ではないものの、不朽を主軸にした[[白青]]の[[デッキ]]などでは問題なく活用できる。[[構築]]ではクリーチャーを並べないなら[[明日からの引き寄せ/Pull from Tomorrow]]の方が強く、クリーチャーを並べるデッキでは青の[[ダブルシンボル]]が捻出しづらく、最初から[[回避能力]]を持ったクリーチャーを使うこともできるため、活躍するのは難しい。
  
 
==ストーリー==
 
==ストーリー==
この[[カード]]は、[[アモンケット/Amonkhet]]にやって来た[[ゲートウォッチ/The Gatewatch]]の5人が都市ナクタムン/Naktamunへ足を踏み入れる場面を描いている({{Gatherer|id=426766}})。ナクタムンは魔法の障壁ヘクマ/The Hekmaに覆われていたため、[[ジェイス・ベレレン/Jace Beleren (ストーリー)|ジェイス/Jace]]と[[ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane (ストーリー)|ニッサ/Nissa]]が協力して呪文を唱え、それに一時的な穴を開けた<ref>[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/trust-2017-04-05 Trust]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/ur/0018647/ 信頼](Magic Story [[2017年]]4月5日 [[James Wyatt]]著)</ref>。
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この[[カード]]は、[[アモンケット/Amonkhet]]にやって来た[[ゲートウォッチ/The Gatewatch]]の5人が都市ナクタムン/Naktamunへ足を踏み入れる場面を描いている({{Gatherer|id=426766}})。ナクタムンは魔法の障壁ヘクマ/The Hekmaに覆われていたため、[[ジェイス・ベレレン/Jace Beleren (ストーリー)|ジェイス/Jace]]と[[ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane (ストーリー)|ニッサ/Nissa]]が協力して呪文を唱え、それに一時的な穴を開けた<ref>[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/trust-2017-04-05 Trust]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0018647/ 信頼](Magic Story [[2017年]]4月5日 [[James Wyatt]]著)</ref>。
  
 
*[[ブロック制限]]はヘクマの突破を、[[引く|ドロー]]はナクタムンの中で5人が新たに得た知見を表しているものと思われる。
 
*[[ブロック制限]]はヘクマの突破を、[[引く|ドロー]]はナクタムンの中で5人が新たに得た知見を表しているものと思われる。
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*日本語版のフレイバー・テキストは何が完璧だったのかが明示されておらず、やや意味が伝わりにくい。ストーリー中の表現と合わせると、「ニコル・ボーラスに支配された次元に、このような完璧なもの(=ナクタムンの美しい光景)を見つけるとは思ってもいなかった」程度の意味であるとわかる。
  
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{{フレイバーテキスト|The one thing the Gatewatch didn't expect to find on a plane ruled by Nicol Bolas was perfection.}}
 
{{フレイバーテキスト|ゲートウォッチが[[ニコル・ボーラス/Nicol Bolas (ストーリー)|ニコル・ボーラス]]に支配された[[次元/Plane|次元]]で唯一予期していなかったのは完璧ということだった。}}
 
{{フレイバーテキスト|ゲートウォッチが[[ニコル・ボーラス/Nicol Bolas (ストーリー)|ニコル・ボーラス]]に支配された[[次元/Plane|次元]]で唯一予期していなかったのは完璧ということだった。}}
  
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==参考==
 
==参考==
*[[マナ・コストにXを含むカード一覧]]
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*[[マナ・コストにXを含むカード一覧]]([[機能別カードリスト]])
 
*[[カード個別評価:アモンケット]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:アモンケット]] - [[アンコモン]]

2023年8月3日 (木) 03:00時点における最新版


Open into Wonder / 驚異への入り口 (X)(青)(青)
ソーサリー

クリーチャーX体を対象とする。このターン、それらはブロックされない。ターン終了時まで、それらのクリーチャーは「このクリーチャーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、カードを1枚引く。」を得る。


対象クリーチャーターン終了時までブロックされない巻物泥棒/Scroll Thiefに変えるX呪文

マナさえ費やせば自軍全体がブロックされなくなるのは驚異的で、サボタージュ能力とも相性抜群である。ただしこの手のカードは往々にしてエンドカードとしての役割を目当てにされるもので、その用途ではサボタージュ能力に意味がないため、その点では多少噛み合わない。それでもそのターン攻撃で勝負を決められない場合にXドロー相当となるのは強力で、大幅なアドバンテージを得られる。終盤はもちろん、中盤で一気に勢いを盛り返すための用途でも強力だと言えよう。

リミテッドではアンコモンながら優秀なエンドカード。はあまりクリーチャーを並べるではないものの、不朽を主軸にした白青デッキなどでは問題なく活用できる。構築ではクリーチャーを並べないなら明日からの引き寄せ/Pull from Tomorrowの方が強く、クリーチャーを並べるデッキでは青のダブルシンボルが捻出しづらく、最初から回避能力を持ったクリーチャーを使うこともできるため、活躍するのは難しい。

[編集] ストーリー

このカードは、アモンケット/Amonkhetにやって来たゲートウォッチ/The Gatewatchの5人が都市ナクタムン/Naktamunへ足を踏み入れる場面を描いている(イラスト)。ナクタムンは魔法の障壁ヘクマ/The Hekmaに覆われていたため、ジェイス/Jaceニッサ/Nissaが協力して呪文を唱え、それに一時的な穴を開けた[1]

  • ブロック制限はヘクマの突破を、ドローはナクタムンの中で5人が新たに得た知見を表しているものと思われる。
  • 日本語版のフレイバー・テキストは何が完璧だったのかが明示されておらず、やや意味が伝わりにくい。ストーリー中の表現と合わせると、「ニコル・ボーラスに支配された次元に、このような完璧なもの(=ナクタムンの美しい光景)を見つけるとは思ってもいなかった」程度の意味であるとわかる。
The one thing the Gatewatch didn't expect to find on a plane ruled by Nicol Bolas was perfection.
ゲートウォッチがニコル・ボーラスに支配された次元で唯一予期していなかったのは完璧ということだった。

[編集] 脚注

  1. Trust/信頼(Magic Story 2017年4月5日 James Wyatt著)

[編集] 参考

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