最後の望み、リリアナ/Liliana, the Last Hope
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+ | *ストーリー上では「最後の希望」と訳されているが、カード名は[[テンプレート|定訳]]に従って「最後の望み」となっている。 | ||
+ | *San Diegoで開かれたComic Conで[[ゲートウォッチ/The Gatewatch]]のメンバーのゾンビを従えた[[SDCCプロモーション・カード]]が販売された([https://magic.wizards.com/en/news/announcements/san-diego-comic-con-2016-magic-promos-2016-07-19 San Diego Comic Con 2016 Magic Promos])。 | ||
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==参考== | ==参考== | ||
− | *[ | + | *[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/innistrads-last-hope-2016-06-29 Innistrad's Last Hope]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0017099/ イニストラード最後の希望](Magic Story [[2016年]]6月29日 文:[[Doug Beyer]]、訳:[[若月繭子]]) |
− | *[ | + | *[https://magic.wizards.com/en/news/making-magic/eldritch-perfect-part-2-2016-07-18 Eldritch Perfect, Part 2]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0017152/ 異界の完成 その2]([[Making Magic]] 2016年7月18日 文:[[Mark Rosewater]]、訳:[[米村薫]]) |
*[[カード個別評価:異界月]] - [[神話レア]] | *[[カード個別評価:異界月]] - [[神話レア]] | ||
+ | *[[カード個別評価:ダブルマスターズ2022]] - [[神話レア]] | ||
+ | *[[カード個別評価:イニストラードを覆う影リマスター]] - [[神話レア]] | ||
+ | *[[Guilds of Ravnica Mythic Edition]] |
2023年8月3日 (木) 12:10時点における最新版
伝説のプレインズウォーカー — リリアナ(Liliana)
[+1]:クリーチャー最大1体を対象とする。あなたの次のターンまで、それは-2/-1の修整を受ける。
[-2]:カードを2枚切削する。その後、あなたはあなたの墓地からクリーチャー・カード1枚をあなたの手札に戻してもよい。
[-7]:あなたは「あなたの終了ステップの開始時に、黒の2/2のゾンビ(Zombie)・クリーチャー・トークンをX体生成する。Xはあなたがコントロールするゾンビの総数に2を足した数に等しい。」を持つ紋章を得る。
5枚目のリリアナ。忠誠度能力はマイナス修整、墓地肥やし+墓地からのクリーチャー回収、ゾンビを生み出す紋章。
- +1能力
- クリーチャーへのマイナス修整。
- 3マナのプレインズウォーカーでありながらプラス能力でアドバンテージが取れるものはいずれも強力と評されるが、除去としてボード・アドバンテージがとれるものは画期的。これ単体でも小型クリーチャーをシャットアウトでき、戦闘やほかのマイナス修整と絡めて使用すればより大型のクリーチャーも射程圏に入る。
- 対戦相手のターンまで修整が継続する点とパワーを下げる点も重要で、ブロッカーを弱体化してこちらの攻撃クリーチャーを生還しやすくすることもできるし、また束縛なきテレパス、ジェイス/Jace, Telepath Unboundのようにアタッカーを弱体化して時間を稼ぐ用途にも使える。
- 「次のあなたのターンまで」とは、「次のあなたのターンが始まる直前まで」を意味する。
- -2能力
- 屍体の攪拌/Corpse Churn系の墓地回収。
- 屍体の攪拌と同じく、回収する選択肢が若干増えることと対象を取らないため墓地対策に強いことが強み。登場時のスタンダードでは強力な墓地対策カードが無いので、墓地にカードさえあればほぼ確実にアドバンテージがとれる。
- マイナス能力で連打がきかないにもかかわらず削る枚数は2枚とかなり少ないため、この能力だけに墓地肥やしを頼るのは考え物。あらかじめ墓地にクリーチャー・カードを用意しておかないと空振りの危険が大きい。
- -7能力
- ゾンビ・トークンの大量生成。
- 0体が2体、2体が6体、6体が14体、14体が30体と暴力的に増殖していくため、起動さえできれば地上戦はこちらの物。
- 飛行持ちを+1連打で対処しつつ、-7に繋がれば勝利は目前。
3つの能力はそれぞれがそれぞれに使いどころが有るため、柔軟な対応が出来るのが強み。これ自体も3マナと軽いため運用し易い。墓地を肥やせるので昂揚を使うデッキとも相性が良い。スタンダードでは環境初期から早々に黒緑昂揚デッキで結果を出している。
モダンにおいては強力なヴェールのリリアナ/Liliana of the Veilが優先されがちだが、-2能力が活かせるデッキでは併用される事も多い。「手札を素早く使い切り大量のクリーチャーを展開するウィニーデッキ」に対して+1能力が効果的であり、逆に+1能力が有効でない大型クリーチャーや呪禁持ちを使うデッキにはヴェールのリリアナが効果的と、互いの苦手を補い合っている。初出時はプレインズウォーカーの唯一性ルールが存在しており、併用する際の枚数は抑えられがちであったが、同ルールが廃止された現在では採用率が上昇している。
レガシーでも主にトークンなどのタフネス1のクリーチャーを+1能力で除去する目的で使用される。
- ストーリー上では「最後の希望」と訳されているが、カード名は定訳に従って「最後の望み」となっている。
- San Diegoで開かれたComic Conでゲートウォッチ/The Gatewatchのメンバーのゾンビを従えたSDCCプロモーション・カードが販売された(San Diego Comic Con 2016 Magic Promos)。
[編集] 関連カード
- リリアナ・ヴェス/Liliana Vess
- ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil
- 闇の領域のリリアナ/Liliana of the Dark Realms
- 異端の癒し手、リリアナ/Liliana, Heretical Healer - 反抗する屍術師、リリアナ/Liliana, Defiant Necromancer
- 最後の望み、リリアナ/Liliana, the Last Hope
- 死の権威、リリアナ/Liliana, Death's Majesty
- 死の使い手、リリアナ/Liliana, Death Wielder
- 死が触れぬ者、リリアナ/Liliana, Untouched by Death
- 屍術師、リリアナ/Liliana, the Necromancer
- 戦慄衆の将軍、リリアナ/Liliana, Dreadhorde General
- 死者を目覚めさせる者、リリアナ/Liliana, Waker of the Dead
- 死の魔道士、リリアナ/Liliana, Death Mage
- オニキス教授/Professor Onyx
[編集] ストーリー
イニストラード/Innistradに現れたエムラクール/Emrakulに立ち向かうリリアナ。もともと精神を持たないゾンビはエムラクールによる精神汚染の影響を受けないため、屍術師/Necromancerである彼女は大量のゾンビを率いてイニストラードを救うための戦いで活躍する。
詳細はリリアナ・ヴェス/Liliana Vess (ストーリー)を参照。
[編集] 参考
- Innistrad's Last Hope/イニストラード最後の希望(Magic Story 2016年6月29日 文:Doug Beyer、訳:若月繭子)
- Eldritch Perfect, Part 2/異界の完成 その2(Making Magic 2016年7月18日 文:Mark Rosewater、訳:米村薫)
- カード個別評価:異界月 - 神話レア
- カード個別評価:ダブルマスターズ2022 - 神話レア
- カード個別評価:イニストラードを覆う影リマスター - 神話レア
- Guilds of Ravnica Mythic Edition