融合する武具/Grafted Wargear
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(6人の利用者による、間の6版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
{{#card:Grafted Wargear}} | {{#card:Grafted Wargear}} | ||
− | [[ | + | [[装備]][[コスト]](0)で+3/+2という破格の[[修整]]を与える[[装備品]]。もちろん高性能には代償があり、これが[[はずす|はずれる]]と[[クリーチャー]]も道連れになってしまう。 |
− | + | [[戦場]]に出してすぐ[[クリーチャー]]を強化できるため、[[テンポ]]を失いにくい。しかも、[[オーラ]]のように[[立ち消え]]させられる心配がないため安定した運用が見込める。しかしながら代償も無視できるものではなく、これが[[除去]]されると1:2交換を許してしまうため、装備品の「[[アドバンテージ]]を失いにくい」という利点を半分失ってしまっていると言える。 | |
− | |||
− | |||
*かつての[[パララクスの狂気/Parallax Dementia]]と共通点が多い。 | *かつての[[パララクスの狂気/Parallax Dementia]]と共通点が多い。 | ||
− | |||
*[[カード名]]に含まれる「Graft」は、後の[[移植]]で使われている。[[生体融合帽/Grafted Skullcap]]も同様。 | *[[カード名]]に含まれる「Graft」は、後の[[移植]]で使われている。[[生体融合帽/Grafted Skullcap]]も同様。 | ||
− | + | ==[[ルール]]== | |
+ | *何らかの理由であなたの融合する武具が[[対戦相手]]のクリーチャーに装備されていた場合、それがはずれたとしてもクリーチャーは[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げ]]られない。なぜなら、生け贄に捧げるのは融合する武具の[[コントローラー]]であるが、あなたは対戦相手のクリーチャーを生け贄に捧げられないからである({{CR|701.17a}})。 | ||
+ | ;旧テキスト | ||
+ | *[[フィフス・ドーン]]発売当初、融合する武具が外れた場合の[[誘発型能力]]の[[ルール文章|テキスト]]は、「クリーチャーからはずされるたび」だったので、[[ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus]]などに装備させたまま[[クリーチャー化]]が終了するとどうなるのかが不明確であった。現在では「[[パーマネント]]からはずされるたび」なのでこの種の曖昧さはない([[未解決問題]]参照)。 | ||
+ | ==関連カード== | ||
+ | はずれた時に装備者を道連れにする装備品。特記しない限り生け贄に捧げる形で道連れにする。 | ||
+ | *[[生体融合外骨格/Grafted Exoskeleton]] - (4)、装備(2)。+2/+2修整と[[感染]]を与える。カード名や[[次元/Plane]]的に[[リメイク]]と言える。([[ミラディンの傷跡]]) | ||
+ | *[[縫い師の移植/Stitcher's Graft]] - (1)、装備(3)。+3/+3修整を与えるが[[攻撃]]すると次の[[アンタップ・ステップ]]に[[アンタップ]]しない。([[異界月]]) | ||
+ | *[[船長の鉤/Captain's Hook]] - (3)、装備(1)。+2/+0修整と[[威迫]]を与え[[海賊]]にする。生け贄ではなく[[破壊]]。([[イクサランの相克]]) | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:フィフス・ドーン]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:フィフス・ドーン]] - [[アンコモン]] | ||
+ | *[[カード個別評価:統率者レジェンズ]] - [[アンコモン]] |
2022年4月7日 (木) 03:20時点における最新版
Grafted Wargear / 融合する武具 (3)
アーティファクト — 装備品(Equipment)
アーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは+3/+2の修整を受ける。
融合する武具がパーマネントからはずされるたび、そのパーマネントを生け贄に捧げる。
装備(0)
装備コスト(0)で+3/+2という破格の修整を与える装備品。もちろん高性能には代償があり、これがはずれるとクリーチャーも道連れになってしまう。
戦場に出してすぐクリーチャーを強化できるため、テンポを失いにくい。しかも、オーラのように立ち消えさせられる心配がないため安定した運用が見込める。しかしながら代償も無視できるものではなく、これが除去されると1:2交換を許してしまうため、装備品の「アドバンテージを失いにくい」という利点を半分失ってしまっていると言える。
- かつてのパララクスの狂気/Parallax Dementiaと共通点が多い。
- カード名に含まれる「Graft」は、後の移植で使われている。生体融合帽/Grafted Skullcapも同様。
[編集] ルール
- 何らかの理由であなたの融合する武具が対戦相手のクリーチャーに装備されていた場合、それがはずれたとしてもクリーチャーは生け贄に捧げられない。なぜなら、生け贄に捧げるのは融合する武具のコントローラーであるが、あなたは対戦相手のクリーチャーを生け贄に捧げられないからである(CR:701.17a)。
- 旧テキスト
- フィフス・ドーン発売当初、融合する武具が外れた場合の誘発型能力のテキストは、「クリーチャーからはずされるたび」だったので、ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexusなどに装備させたままクリーチャー化が終了するとどうなるのかが不明確であった。現在では「パーマネントからはずされるたび」なのでこの種の曖昧さはない(未解決問題参照)。
[編集] 関連カード
はずれた時に装備者を道連れにする装備品。特記しない限り生け贄に捧げる形で道連れにする。
- 生体融合外骨格/Grafted Exoskeleton - (4)、装備(2)。+2/+2修整と感染を与える。カード名や次元/Plane的にリメイクと言える。(ミラディンの傷跡)
- 縫い師の移植/Stitcher's Graft - (1)、装備(3)。+3/+3修整を与えるが攻撃すると次のアンタップ・ステップにアンタップしない。(異界月)
- 船長の鉤/Captain's Hook - (3)、装備(1)。+2/+0修整と威迫を与え海賊にする。生け贄ではなく破壊。(イクサランの相克)