MUD
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===類似デッキとの違い=== | ===類似デッキとの違い=== | ||
大きな違いは、[[金属細工師/Metalworker]]の採用である。[[除去]]の少ないヴィンテージ環境での金属細工師の生存率が高いことに着目し、マナ加速として採用したものがこのデッキである。 | 大きな違いは、[[金属細工師/Metalworker]]の採用である。[[除去]]の少ないヴィンテージ環境での金属細工師の生存率が高いことに着目し、マナ加速として採用したものがこのデッキである。 | ||
− | + | 上記2つのデッキと比べても、一度に大量のマナを生み出すことができることから、以下のような違いがある。 | |
*初動で金属細工師を置くと、やりたい放題な展開力を持つ | *初動で金属細工師を置くと、やりたい放題な展開力を持つ | ||
*自らの首を絞める[[抵抗の宝球/Sphere of Resistance]]、[[三なる宝球/Trinisphere]]、[[アメジストのとげ/Thorn of Amethyst]]、[[からみつく鉄線/Tangle Wire]]の影響を受けにくい | *自らの首を絞める[[抵抗の宝球/Sphere of Resistance]]、[[三なる宝球/Trinisphere]]、[[アメジストのとげ/Thorn of Amethyst]]、[[からみつく鉄線/Tangle Wire]]の影響を受けにくい | ||
*[[トリスケリオン/Triskelion]]や[[隔離するタイタン/Sundering Titan]]といった高マナ域の[[ファッティ]]も[[アタッカー]]として組み込めるため、攻撃力が高い | *[[トリスケリオン/Triskelion]]や[[隔離するタイタン/Sundering Titan]]といった高マナ域の[[ファッティ]]も[[アタッカー]]として組み込めるため、攻撃力が高い | ||
− | *[[威圧の杖/Staff of Domination]]による[[無限ライフ]]、[[無限マナ]]、[[無限ドロー]] | + | *[[威圧の杖/Staff of Domination]]による[[無限ライフ]]、[[無限マナ]]、[[無限ドロー]]の[[コンボ]] |
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*一度に多くのマナを使う動作は、レガシーの[[ドラゴン・ストンピィ]]に通じるものがある。 | *一度に多くのマナを使う動作は、レガシーの[[ドラゴン・ストンピィ]]に通じるものがある。 | ||
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− | **[[ヴィンテージ選手権09]] | + | **[[ヴィンテージ選手権09]] ベスト8([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/feature/53 参考]) |
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+ | **[[ヴィンテージ]](~[[基本セット2011]]) | ||
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+ | *[[サイドボード]]は[[オース]]対策の永劫の中軸等、独特のチョイスが見られる。 | ||
==参考== | ==参考== |
2010年10月8日 (金) 20:06時点における版
MUD(Mono-Brown Mud)は、ヴィンテージの茶単ビートダウン・デッキ。5/3と形が似ているが、金属細工師/Metalworkerを用いるタイプがこう呼ばれることが多い。2009年10月1日の禁止解除によってレガシーでも組むことが可能になった。
目次 |
概要
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)
(T):あなたの手札にあるアーティファクト・カードを望む枚数だけ公開する。これにより公開されたカード1枚につき(◇)(◇)を加える。
1/2アーティファクト クリーチャー — 巨大戦車(Juggernaut)
各戦闘で、巨大戦車は可能なら攻撃する。
巨大戦車は壁(Wall)によってはブロックされない。
基本的な動きは5/3とあまり変わらない。序盤のマナ加速から高速で虚空の杯/Chalice of the Void、抵抗の宝球/Sphere of Resistance、三なる宝球/Trinisphere、アメジストのとげ/Thorn of Amethyst、からみつく鉄線/Tangle Wireといったカードを置き対戦相手を妨害し、そのスキに巨大戦車/Juggernautや電結の荒廃者/Arcbound Ravager、銀のゴーレム、カーン/Karn, Silver Golemなどで殴るのが主な勝ち手段。また、ワールドウェイクで獲得した磁石のゴーレム/Lodestone Golemはマナ拘束と攻撃の両方を1枚でこなしてくれる強力なクリーチャーである。
類似デッキとの違い
大きな違いは、金属細工師/Metalworkerの採用である。除去の少ないヴィンテージ環境での金属細工師の生存率が高いことに着目し、マナ加速として採用したものがこのデッキである。
上記2つのデッキと比べても、一度に大量のマナを生み出すことができることから、以下のような違いがある。
- 初動で金属細工師を置くと、やりたい放題な展開力を持つ
- 自らの首を絞める抵抗の宝球/Sphere of Resistance、三なる宝球/Trinisphere、アメジストのとげ/Thorn of Amethyst、からみつく鉄線/Tangle Wireの影響を受けにくい
- トリスケリオン/Triskelionや隔離するタイタン/Sundering Titanといった高マナ域のファッティもアタッカーとして組み込めるため、攻撃力が高い
- 威圧の杖/Staff of Dominationによる無限ライフ、無限マナ、無限ドローのコンボ
弱点
上記2つのデッキ同様、茶単であることが挙げられる。また金属細工師自体に除去耐性がなく、対策されるとあっさりと除去されてしまう。合わせて、このデッキはカード・アドバンテージを稼げないため、序盤にうまく動けないとすぐに息切れして負けてしまうことが多い。
2009年10月1日の禁止解除によってレガシーでも組むことが可能になったが、クリーチャー主体の環境で金属細工師が生き残れるかが課題となるだろう。またMishra's WorkshopやMoxenなどをもたないため、速度が落ちることも考慮する必要がある。
- 一度に多くのマナを使う動作は、レガシーのドラゴン・ストンピィに通じるものがある。
サンプルレシピ1
- 備考
- ヴィンテージ選手権09 ベスト8(参考)
- 使用者:Mark Trogdon
- フォーマット
サンプルレシピ2
- 備考
- ヴィンテージ選手権10 ベスト4(参考)
- 使用者:Vincent Forino
- フォーマット
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