スリヴァー

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一般にスリヴァーは、スリヴァー同士で同じ[[能力]]を共有するという能力を持つ。基本的に単体では小粒で、群れを成すことで強力になる。[[修整]]値計算が重複する場合が多いので計算しやすくするためか、[[パワー]]と[[タフネス]]の値が等しいという共通点も持つ。大半のカード名が、英語では1語に続く「_____ Sliver」、日本語では漢字2文字に続く「○○スリヴァー」という形式で統一されているのも特徴。[[テンペスト・ブロック]]では[[マナ・コスト]]や[[サイズ]]が[[サイクル]]で完全に統一されていたが、再登場を重ねるにつれ、その統一感は崩されつつある。
 
一般にスリヴァーは、スリヴァー同士で同じ[[能力]]を共有するという能力を持つ。基本的に単体では小粒で、群れを成すことで強力になる。[[修整]]値計算が重複する場合が多いので計算しやすくするためか、[[パワー]]と[[タフネス]]の値が等しいという共通点も持つ。大半のカード名が、英語では1語に続く「_____ Sliver」、日本語では漢字2文字に続く「○○スリヴァー」という形式で統一されているのも特徴。[[テンペスト・ブロック]]では[[マナ・コスト]]や[[サイズ]]が[[サイクル]]で完全に統一されていたが、再登場を重ねるにつれ、その統一感は崩されつつある。
  
*意外にも[[畏怖]][[土地渡り]]など、基本的な能力でいまだそれを付加するものがデザインされていないものもある([[未来予知]]現在)。
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*意外にも[[畏怖]][[土地渡り]]など、基本的な能力でいまだそれを付加するものがデザインされていないものもある([[未来予知]]現在)。
*[[回避能力]]を共有するスリヴァーは多数存在するが、スリヴァーによるブロックを回避できるのは[[護法スリヴァー/Ward Sliver]]のみである。
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*[[回避能力]]を共有するスリヴァーは複数存在するが、スリヴァーによるブロックを回避できるのは[[護法スリヴァー/Ward Sliver]]のみである。
 
**このことからも想像できるが、上記の畏怖や土地渡りが出ないのは、スリヴァーはスリヴァーを回避できない、という構図を保ちたいからだと思われる。プロテクションは回避能力としての側面が弱いのでよいが、畏怖や土地渡りという直球な回避専用[[キーワード能力]]はよろしくない、ということである。
 
**このことからも想像できるが、上記の畏怖や土地渡りが出ないのは、スリヴァーはスリヴァーを回避できない、という構図を保ちたいからだと思われる。プロテクションは回避能力としての側面が弱いのでよいが、畏怖や土地渡りという直球な回避専用[[キーワード能力]]はよろしくない、ということである。
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*「すべてのスリヴァー・[[クリーチャー]]は〜」と書かれたもの([[P/T]][[修整]]やクリーチャー専用能力を共有するもの)と、「すべてのスリヴァーは〜」と書かれたものがある。後者([[水晶スリヴァー/Crystalline Sliver]]や[[羽軸スリヴァー/Quilled Sliver]]など)は、クリーチャーでない[[部族]]・[[パーマネント]]にも能力を付与することができる。
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**さらに、[[活性スリヴァー/Quick Sliver]]や[[誘導スリヴァー/Homing Sliver]]に見られる「スリヴァー・カード」という記述なら、[[多相]]を持つ部族[[インスタント]]や部族[[ソーサリー]]・カードにも適用される。
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*たまにsilver(銀)と誤読される。[[活性スリヴァー/Quick Sliver]]の英名はそれを利用した言葉遊びである(「Quicksilver(水銀)」とかけている)。
 
*たまにsilver(銀)と誤読される。[[活性スリヴァー/Quick Sliver]]の英名はそれを利用した言葉遊びである(「Quicksilver(水銀)」とかけている)。
 
*[[テンペスト]]発売当時は日本語版が同時発売でなかったため、"Sliver"の読み方がはっきりせず、当初は「スライヴァー」と呼ぶ人がかなり多かった。注目の種族だったことも手伝って「スリヴァー派」と「スライヴァー派」の間でちょっとした論争になったこともある。クイーンズイングリッシュならば、スライヴァーと読むこともある。
 
*[[テンペスト]]発売当時は日本語版が同時発売でなかったため、"Sliver"の読み方がはっきりせず、当初は「スライヴァー」と呼ぶ人がかなり多かった。注目の種族だったことも手伝って「スリヴァー派」と「スライヴァー派」の間でちょっとした論争になったこともある。クイーンズイングリッシュならば、スライヴァーと読むこともある。
 
*QueenやOverlordといったネーミングなど、開発部所内で流行した世界的RTSゲーム「[[Wikipedia:ja:スタークラフト|StarCraft]]」内に登場する種族である「Zerg」のイメージが随所に散見される。
 
*QueenやOverlordといったネーミングなど、開発部所内で流行した世界的RTSゲーム「[[Wikipedia:ja:スタークラフト|StarCraft]]」内に登場する種族である「Zerg」のイメージが随所に散見される。
 
**もっとも「StarCraft」でおいてもチートコードに"the gathering"(アビリティがエネルギーを無視して無制限に使えるようになる)が存在したり、スタッフクレジットのスペシャルサンクスに[[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト]]があったりする。
 
**もっとも「StarCraft」でおいてもチートコードに"the gathering"(アビリティがエネルギーを無視して無制限に使えるようになる)が存在したり、スタッフクレジットのスペシャルサンクスに[[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト]]があったりする。
*「すべてのスリヴァー・クリーチャーは〜」と書かれたもの([[P/T]][[修整]]やクリーチャー専用能力を共有するもの)と、「すべてのスリヴァーは〜」と書かれたものがある。後者([[水晶スリヴァー/Crystalline Sliver]]や[[羽軸スリヴァー/Quilled Sliver]]など)は、[[クリーチャー]]でない[[部族]]・[[パーマネント]]にも能力を付与することができる。
 
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*{{WHISPER検索/サブタイプ|Sliver|スリヴァー(Sliver)}}
 
*{{WHISPER検索/サブタイプ|Sliver|スリヴァー(Sliver)}}
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*[[スリヴァー一覧]]([[機能別カードリスト]])
 
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/rb56 墓所スリヴァーを語ろうか―ついでに、繁殖スリヴァーと護法スリヴァーと…](Wizards社;英語)
 
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/rb56 墓所スリヴァーを語ろうか―ついでに、繁殖スリヴァーと護法スリヴァーと…](Wizards社;英語)
 
*[http://www.wizards.com/leaving.asp?url=/default.asp?x=mtgcom/daily/mg64 お手軽スリヴァー―群生思考に気楽に飛び込もう](Wizards社;英語)
 
*[http://www.wizards.com/leaving.asp?url=/default.asp?x=mtgcom/daily/mg64 お手軽スリヴァー―群生思考に気楽に飛び込もう](Wizards社;英語)

2008年11月6日 (木) 03:56時点における版

スリヴァー/Sliverは、クリーチャー・タイプの1つ。

「Sliver」は和訳すると「細長い小片、裂片」とか「鋭く切り裂く」といった意味で、容姿もナイフの切っ先のような頭と鉤爪を持っている。雌雄同体である。


Winged Sliver / 有翼スリヴァー (1)(青)
クリーチャー — スリヴァー(Sliver)

すべてのスリヴァー(Sliver)・クリーチャーは飛行を持つ。

1/1


Muscle Sliver / 筋肉スリヴァー (1)(緑)
クリーチャー — スリヴァー(Sliver)

すべてのスリヴァー(Sliver)・クリーチャーは+1/+1の修整を受ける。

1/1


Crystalline Sliver / 水晶スリヴァー (白)(青)
クリーチャー — スリヴァー(Sliver)

すべてのスリヴァー(Sliver)は被覆を持つ。(それらは呪文や能力の対象にならない。)

2/2

テンペスト・ブロックで初めて登場し、その後レギオンスカージ時のらせんブロックで復活している。

時のらせんまでは全てのに同数ずつ存在していたが、次元の混乱ではに1枚多く存在するため、バランスが崩れてしまった。単色以外に、2色や無色アーティファクト・クリーチャー)のものもおり、さらには数少ない5色カードのうちの3枚、スリヴァーの女王/Sliver Queenスリヴァーの首領/Sliver Overlordスリヴァー軍団/Sliver Legionを擁する。

一般にスリヴァーは、スリヴァー同士で同じ能力を共有するという能力を持つ。基本的に単体では小粒で、群れを成すことで強力になる。修整値計算が重複する場合が多いので計算しやすくするためか、パワータフネスの値が等しいという共通点も持つ。大半のカード名が、英語では1語に続く「_____ Sliver」、日本語では漢字2文字に続く「○○スリヴァー」という形式で統一されているのも特徴。テンペスト・ブロックではマナ・コストサイズサイクルで完全に統一されていたが、再登場を重ねるにつれ、その統一感は崩されつつある。

  • たまにsilver(銀)と誤読される。活性スリヴァー/Quick Sliverの英名はそれを利用した言葉遊びである(「Quicksilver(水銀)」とかけている)。
  • テンペスト発売当時は日本語版が同時発売でなかったため、"Sliver"の読み方がはっきりせず、当初は「スライヴァー」と呼ぶ人がかなり多かった。注目の種族だったことも手伝って「スリヴァー派」と「スライヴァー派」の間でちょっとした論争になったこともある。クイーンズイングリッシュならば、スライヴァーと読むこともある。
  • QueenやOverlordといったネーミングなど、開発部所内で流行した世界的RTSゲーム「StarCraft」内に登場する種族である「Zerg」のイメージが随所に散見される。
    • もっとも「StarCraft」でおいてもチートコードに"the gathering"(アビリティがエネルギーを無視して無制限に使えるようになる)が存在したり、スタッフクレジットのスペシャルサンクスにウィザーズ・オブ・ザ・コーストがあったりする。

参考

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