真夜中の空、殉至/Junji, the Midnight Sky
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2023年12月24日 (日) 01:31時点における最新版
伝説のクリーチャー — ドラゴン(Dragon) スピリット(Spirit)
飛行、威迫
真夜中の空、殉至が死亡したとき、以下から1つを選ぶ。
・各対戦相手はそれぞれカード2枚を捨て、2点のライフを失う。
・墓地にありドラゴン(Dragon)でないクリーチャー・カード1枚を対象とする。それをあなたのコントロール下で戦場に出す。あなたは2点のライフを失う。
神河:輝ける世界の伝説のドラゴン・スピリットサイクルの黒。死亡誘発は手札破壊とリアニメイト。
これ自身が飛行+威迫と攻撃を通しやすい性質を持っており、5マナ5/5とマナレシオも地上クリーチャー並。手札破壊のモードには2点のライフロスも付いてくるため、対戦相手が対処に手間取ると、仮に除去できてもライフロスで死ぬというような詰みの状況も作り出せる。黒は生け贄に捧げる手段も豊富なため、他のサイクルと比べても自由なタイミングで死亡誘発を狙いやすい。
1番目のモードは手札破壊。とはいえ5マナのこれが出て、更に死亡しているような状況では対戦相手の手札が尽きている場合もあるだろう。先述の通りライフロスがついているのでトドメの一撃として使える他、これが出てきたからと残った手札を放出させておいてから全体除去に巻き込んだり、逆に捨てさせられてもいいようにと手札を貯め込ませテンポ・アドバンテージを損なわせるなど、プレイング次第で多大な被害を与えられる。
2番目のモードはクリーチャーのリアニメイト。単体での使い回しを防ぐために「ドラゴン以外」の条件は付いているが、それ以外の制限はなく、対戦相手の墓地のカードも対象に取れる。除去や手札破壊で対戦相手のフィニッシャー級のクリーチャーを落として、逆に利用することも考えられる。ただし、登場時のスタンダードにおいてはフィニッシャーをトークンに任せたり、ドラゴンを据えたりしているケースも多い。対戦相手に依存しすぎず自力で活用できるようにデッキは組んでおくべき。また、対戦相手のクリーチャーをリアニメイトする場合は、君主今田の凋落/The Fall of Lord KondaのII章と友情コンボを成立させてしまうので、一応注意。
総合的にはビートダウン、コントロールどちらにおいても有利なトレードを強要する強力なクリーチャー。1番目のモードは中盤まで、2番目のモードはそれ以降に本領を発揮させやすく、ゲームの段階に応じて使い分けが可能。ドラゴンの濃いデッキでは多少2番目のモードが腐りがちだが、そうでなければ大抵のデッキに入れることが可能なはず。
- 奸謀/Conspiracyでこれ自身をドラゴンでなくせば、ライフの続く限り無限に自身を復活させられる。
[編集] 関連カード
- 夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Star - 転生前の姿。(神河物語)
[編集] サイクル
神河:輝ける世界の伝説のドラゴン・スピリットサイクル。飛行と、2つのモードがある死亡誘発能力を持つ。稀少度は神話レア。
- 夜明けの空、猗旺/Ao, the Dawn Sky
- 渦巻く空、開璃/Kairi, the Swirling Sky
- 真夜中の空、殉至/Junji, the Midnight Sky
- 燃え立つ空、軋賜/Atsushi, the Blazing Sky
- 果て無き空、空羅/Kura, the Boundless Sky
背景設定上は、それぞれ神河物語の伝説のドラゴン・スピリット(明けの星、陽星/Yosei, the Morning Starなど)の転生した姿である。
[編集] ストーリー
殉至(じゅんじ)/Junjiは神河/Kamigawaの龍/Dragonの神/Kami。男性。黒瘴/Kokushoの転生した姿(イラスト)。
他の多くの龍神と異なり、黒瘴は神の乱/The Kami Warで死ぬことはなかったが、数十年後に鬼/Oniの襲撃から竹沼/Takenuma Swampの住民を守って命を落とした。殉至として生まれ変わった際に、彼はその沼地から完全に距離を置くことを選び、竹沼を放棄して住民が自分たちでやっていくに任せた。彼は都和市/Towashiの下層街/The Undercityを流れる運河に居を定めた。彼の存在自体が常に無言の警告となり、勢団/The Reckonersのギャングたちの縄張り争いが手に負えない事態となることを防いでいる。
[編集] 登場カード
[編集] イラストに登場
[編集] 登場作品・登場記事
- The Legends of Kamigawa: Neon Dynasty/『神河:輝ける世界』の伝説たち(Feature 2022年2月11日 Ari Zirulnik, Grace Fong, Emily Teng, and Gerritt Turner著)