致命的遺恨/Fatal Grudge

（版間での差分）

2022年8月11日 (木) 09:13時点における版

Fatal Grudge / 致命的遺恨 (黒)(赤)
ソーサリー

この呪文を唱えるための追加コストとして、土地でないパーマネント１つを生け贄に捧げる。
各対戦相手はそれぞれ、その生け贄に捧げられたパーマネントと共通のカード・タイプを持ち自分がコントロールしているパーマネント１つを選び、それを生け贄に捧げる。
カード１枚を引く。

キャントリップがついており、実質1:1交換に持ち込める。打ち消しを食らうとアドバンテージを損失し、ソーサリーなのも含めて隙が大きいことには注意。

3年前のアングラスの暴力/Angrath's Rampageと比べると、追加コストさえ用意できればエンチャントも狙うことができ、また用済みのパーマネントをドローに換えられるのが利点。ただし除去したいタイプと同じものを都合よく用意できるとは限らず、手札で腐る可能性も自ずと高い。

構築においては純粋なエンチャントやアーティファクトを狙おうとしても、神河：輝ける世界などで多数収録されたアーティファクト・クリーチャーやクリーチャー・エンチャントを身代わりにされる危険がある。逆に純粋な置物を追加コストにすることで、並んでいるクリーチャーから狙ったものを除去できるケースもあるが、どちらにせよ環境の性質上、布告除去特有の不安定さが気に掛かりやすい。

リミテッドでも黒赤の生け贄デッキにおける汎用除去として役立つ。

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 登場時の[[スタンダード]]および[[アルケミー]]では[[サクリファイス#ゼンディカーの夜明け〜ニューカペナの街角期|ラクドス・サクリファイス]]が、[[鬼流の金床/Oni-Cult Anvil]]や[[不笑のソリン/Sorin the Mirthless]]や[[血塗られた刷毛/Sanguine Brushstroke]]など多彩な[[カード・タイプ]]を使用。それらにより[[クリーチャー]]の[[生成]]および[[創出]]もできるため、生け贄要員の確保がしやすい。
+[[リミテッド]]でも[[黒赤]]の生け贄デッキにおける汎用[[除去]]として役立つ。
 *何を[[追加コスト]]にしたかは[[コピー可能な値]]である。