アナックスの勝利/The Triumph of Anax
提供：MTG Wiki
(目立て→目当て) |
|||
| （1人の利用者による、間の1版が非表示） | |||
| 1行： | 1行： | ||
{{#card:The Triumph of Anax}} | {{#card:The Triumph of Anax}} | ||
| − | [[アナックス/Anax]]の治める都市国家[[アクロス/Akros]]と[[ミノタウルス/Minotaur#テーロス|ミノタウルス/Minotaur]] | + | [[アナックス/Anax]]の治める都市国家[[アクロス/Akros]]と[[ミノタウルス/Minotaur#テーロス|ミノタウルス/Minotaur]]の軍勢の[[大群との戦い|戦い]]を描いた[[英雄譚]]。 |
;I, II, III－ | ;I, II, III－ | ||
| − | 選ばれた[[クリーチャー | + | :選ばれた[[クリーチャー]]がアナックス王のごとく奮い立って何度も敵陣に突撃する。[[ターン]]が進むごとに[[修整]]が大きくなり、敵陣を打ち崩す。 |
| − | + | :[[パワー]]修整と[[トランプル]]を得て突破力は上がるものの、[[タフネス]]強化や[[破壊不能]]が付くわけではないので、[[ブロッカー]]がいると片道攻撃になることも多い。手持ちの軍勢をしっかり整えておく必要がある。 | |
| − | [[パワー]]修整と[[トランプル]]を得て突破力は上がるものの、[[タフネス]]強化や[[破壊不能]]が付くわけではないので、[[ブロッカー]]がいると片道攻撃になることも多い。手持ちの軍勢をしっかり整えておく必要がある。 | + | |
;IV－ | ;IV－ | ||
| − | 戦いのクライマックス。互いの軍団の長が[[格闘|一騎打ち]]を行って決着をつける。 | + | :戦いのクライマックス。互いの軍団の長が[[格闘|一騎打ち]]を行って決着をつける。 |
| + | :[[アドバンテージ]]に直結する[[除去]]ではあるが、IV章の章能力であるためタイムラグが大きい。それまでの波状攻撃でこちらの軍勢を消耗していることも多いため、有効利用できる[[大型クリーチャー]]を必ず用意しておきたい。 | ||
| + | |||
| + | 強化と格闘[[除去]]がセットになった英雄譚。元手3[[マナ]]で+6/+0修整相当とトランプル&[[捕食/Prey Upon]]と考えるとなかなかの[[コスト・パフォーマンス]]。しかし、すべての章能力がクリーチャーを必要としており、なおかつ[[攻撃]]・格闘というリスクの伴う行動を求めるため、妨害されやすく柔軟性に欠け、どうしても扱いづらさが目立つ。特に[[スタンダード]][[構築]]では、強化手段としては[[エンバレスの宝剣/Embercleave]]が存在し、除去としては各種[[火力]]で事足りるという事情もあり、単純には採用しづらい。元から破壊不能や[[二段攻撃]]を持つクリーチャーと併用する、[[エンチャント]]である点を活かすなど、活躍させるにはひと工夫必要か。 | ||
| − | [[ | + | 除去の不足しがちな[[リミテッド]]ではIV章の格闘除去だけを目当てにしても十分有用。 |
==関連カード== | ==関連カード== | ||
2022年3月3日 (木) 17:21時点における最新版
エンチャント — 英雄譚(Saga)
（この英雄譚(Saga)が出た際とあなたのドロー・ステップの後に、伝承(lore)カウンターを１個加える。IVの後に、生け贄に捧げる。）
I,II,III ― クリーチャー１体を対象とする。ターン終了時まで、それはトランプルを得て、+X/+0の修整を受ける。Ｘは、アナックスの勝利の上に置かれている伝承カウンターの総数に等しい。
IV ― あなたがコントロールしているクリーチャー１体と、あなたがコントロールしていないクリーチャー最大１体を対象とする。その前者はその後者と格闘を行う。（それぞれはもう一方に自身のパワーに等しい点数のダメージを与える。）
アナックス/Anaxの治める都市国家アクロス/Akrosとミノタウルス/Minotaurの軍勢の戦いを描いた英雄譚。
- I, II, III－
- 選ばれたクリーチャーがアナックス王のごとく奮い立って何度も敵陣に突撃する。ターンが進むごとに修整が大きくなり、敵陣を打ち崩す。
- パワー修整とトランプルを得て突破力は上がるものの、タフネス強化や破壊不能が付くわけではないので、ブロッカーがいると片道攻撃になることも多い。手持ちの軍勢をしっかり整えておく必要がある。
- IV－
- 戦いのクライマックス。互いの軍団の長が一騎打ちを行って決着をつける。
- アドバンテージに直結する除去ではあるが、IV章の章能力であるためタイムラグが大きい。それまでの波状攻撃でこちらの軍勢を消耗していることも多いため、有効利用できる大型クリーチャーを必ず用意しておきたい。
強化と格闘除去がセットになった英雄譚。元手3マナで+6/+0修整相当とトランプル&捕食/Prey Uponと考えるとなかなかのコスト・パフォーマンス。しかし、すべての章能力がクリーチャーを必要としており、なおかつ攻撃・格闘というリスクの伴う行動を求めるため、妨害されやすく柔軟性に欠け、どうしても扱いづらさが目立つ。特にスタンダード構築では、強化手段としてはエンバレスの宝剣/Embercleaveが存在し、除去としては各種火力で事足りるという事情もあり、単純には採用しづらい。元から破壊不能や二段攻撃を持つクリーチャーと併用する、エンチャントである点を活かすなど、活躍させるにはひと工夫必要か。
除去の不足しがちなリミテッドではIV章の格闘除去だけを目当てにしても十分有用。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
- メレティス誕生/The Birth of Meletis
- メドマイの予言/Medomai's Prophecy
- エルズペスの悪夢/Elspeth's Nightmare
- アナックスの勝利/The Triumph of Anax
- タイタンたちの軛/The Binding of the Titans
[編集] ストーリー
都市国家アクロス/Akrosをミノタウルス/Minotaurの軍勢が包囲する中、アクロス王アナックス/Anaxは軍勢の長Ragebloodとの決闘に挑んだ。アナックスは圧倒的な体格差を覆しとどめを刺そうとしたが、そこに殺戮の神モーギス/Mogisが介入した。アナックスの介添人を務めていたエルズペス/Elspethはこれを卑怯と見て戦いに加わり、二人は勝利を収めた（イラスト）。
