キーワード・カウンター
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2022年2月17日 (木) 19:28時点における版
キーワード・カウンター/Keyword Counterは専用のルールを持つカウンターの一つ。
Helica Glider / らせん樹の滑空獣 (2)(白)
クリーチャー — ナイトメア(Nightmare) リス(Squirrel)
クリーチャー — ナイトメア(Nightmare) リス(Squirrel)
らせん樹の滑空獣は、飛行カウンター1個か先制攻撃カウンター1個のうちあなたが選んだ1つが置かれた状態で戦場に出る。
2/2Kathril, Aspect Warper / 様相ねじり、カスリル (2)(白)(黒)(緑)
伝説のクリーチャー — ナイトメア(Nightmare) 昆虫(Insect)
伝説のクリーチャー — ナイトメア(Nightmare) 昆虫(Insect)
様相ねじり、カスリルが戦場に出たとき、あなたの墓地にあるクリーチャー・カードが飛行を持っているなら、あなたがコントロールしているクリーチャー1体の上に飛行カウンターを1個置く。先制攻撃、二段攻撃、接死、呪禁、破壊不能、絆魂、威迫、到達、トランプル、警戒について、この手順を繰り返す。その後、これによりクリーチャーの上に置かれたカウンター1個につき、様相ねじり、カスリルの上に+1/+1カウンターを1個置く。
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解説
イコリア:巨獣の棲処と統率者2020で初登場し、カルドハイム、モダンホライゾン2、アルケミー:イニストラード、神河:輝ける世界、神河:輝ける世界統率者デッキで再登場した。キーワード・カウンターが置かれたパーマネントあるいは戦場以外の領域にあるカードは、カウンターの名前と同じキーワード能力を得る。例えば、パーマネントに飛行カウンターが置かれていれば、それは飛行を得る。これは種類別の第6種の能力追加効果である。
キーワード・カウンターでありうるキーワードはルールによって明確化されており、仮にそれら以外のキーワード能力と同名のカウンターを扱うようなことがあっても、それは単なるカウンターでしかなく、それが置かれていることによって能力を与えない。具体的には飛行、先制攻撃、二段攻撃、接死、速攻、呪禁、破壊不能、絆魂、威迫、到達、トランプル、警戒の12個と、それらの変種とされる。このうち速攻だけは定義こそされているが、登場時点でそれを扱うカードは1枚も存在しない。
キーワード・カウンターを利用するカード
飛行
- らせん樹の滑空獣/Helica Glider
- 光明の繁殖蛾/Luminous Broodmoth
- 突発的飛行/Spontaneous Flight
- 奇異鳥/Avian Oddity
- 折り畳み翼竜/Wingfold Pteron
- 翼長の導師/Wingspan Mentor
- 結晶の巨人/Crystalline Giant
- 様相ねじり、カスリル/Kathril, Aspect Warper
- 隆盛するスピリット/Ascendant Spirit
- 傑士の隆盛/Ascent of the Worthy
- ティゼルスの軍馬/Tizerus Charger
接死
- 靴かじり/Boot Nipper
- 死住まいの呼び声/Call of the Death-Dweller
- 不気味舞い/Grimdancer
- 狩り立てられた悪夢/Hunted Nightmare
- 虚空を招くもの/Void Beckoner
- 結晶の巨人/Crystalline Giant
- 様相ねじり、カスリル/Kathril, Aspect Warper
- 機械壊しの河童/Kappa Tech-Wrecker
先制攻撃
- らせん樹の滑空獣/Helica Glider
- 反射神経の亢進/Heightened Reflexes
- 勢い付く地鳴らし/Momentum Rumbler
- 聖域潰し/Sanctuary Smasher
- 結晶の巨人/Crystalline Giant
- 様相ねじり、カスリル/Kathril, Aspect Warper
二段攻撃
呪禁
- 折り畳み翼竜/Wingfold Pteron
- 結晶の巨人/Crystalline Giant
- ぬめる化け眷者/Slippery Bogbonder
- 様相ねじり、カスリル/Kathril, Aspect Warper
破壊不能
- 果敢な魔眷者/Daring Fiendbonder
- 様相ねじり、カスリル/Kathril, Aspect Warper
- タイライトの聖域/Tyrite Sanctum
- 浅利の司令官、理想那/Risona, Asari Commander
- 花暁明神/Myojin of Blooming Dawn
- 謎夢明神/Myojin of Cryptic Dreams
- 酷叛明神/Myojin of Grim Betrayal
- 咆刃明神/Myojin of Roaring Blades
- 頂力明神/Myojin of Towering Might
絆魂
- 壮麗牝馬/Splendor Mare
- 靴かじり/Boot Nipper
- 暮れ牙の導師/Duskfang Mentor
- 不気味舞い/Grimdancer
- 不断の絆/Unbreakable Bond
- 予想外の牙/Unexpected Fangs
- 結晶の巨人/Crystalline Giant
- 生命力の狩人/Vitality Hunter
- 様相ねじり、カスリル/Kathril, Aspect Warper
威迫
- 血液凝固/Blood Curdle
- 死住まいの呼び声/Call of the Death-Dweller
- 不気味舞い/Grimdancer
- 獰猛なゴリトラ/Ferocious Tigorilla
- 襟脅しの導師/Frillscare Mentor
- 結晶の巨人/Crystalline Giant
- 様相ねじり、カスリル/Kathril, Aspect Warper
- 噛掌の忍者/Biting-Palm Ninja
到達
- ハエ捕り長首/Flycatcher Giraffid
- 突然の吐糸/Sudden Spinnerets
- 怪物の代言者、ビビアン/Vivien, Monsters' Advocate
- 結晶の巨人/Crystalline Giant
- 様相ねじり、カスリル/Kathril, Aspect Warper
- 古霊招来/Invoke the Ancients
トランプル
- 獰猛なゴリトラ/Ferocious Tigorilla
- 充分な成長/Fully Grown
- 角突きの導師/Hornbash Mentor
- タイタノス・レックス/Titanoth Rex
- 怪物の代言者、ビビアン/Vivien, Monsters' Advocate
- 結晶の巨人/Crystalline Giant
- 様相ねじり、カスリル/Kathril, Aspect Warper
- 執拗な仔狼/Tenacious Pup
- 古霊招来/Invoke the Ancients
警戒
- 慧眼の導師/Keensight Mentor
- ハエ捕り長首/Flycatcher Giraffid
- 怪物の代言者、ビビアン/Vivien, Monsters' Advocate
- 結晶の巨人/Crystalline Giant
- 様相ねじり、カスリル/Kathril, Aspect Warper
- 光明の不可思議、タヤム/Tayam, Luminous Enigma
- 執拗な仔狼/Tenacious Pup
- 古霊招来/Invoke the Ancients
その他
- イコリア:巨獣の棲処のブースターパックには、セットで使用されるキーワード・カウンターに使えるパンチアウト・カードが封入されている[1]。
- 統率者2020の共生体の群れ/Symbiotic Swarmデッキにも同様のパンチアウト・カードが含まれる他、イコリア:巨獣の棲処では使用されない二段攻撃カウンターと破壊不能カウンター入りのパンチアウト・カードも封入されている。
- パンチアウト・カードに書かれた図柄はMagic: The Gathering Arenaで使用されているキーワード能力を表す図柄と同じものだが、接死のみ変更されている。
- キーワード・カウンターには物理的な障壁があるため、今後もセットに収録する際はパンチアウト・カードと共に収録されると語られている[2]。
- これに反し、再登場したカルドハイムおよびモダンホライゾン2にはパンチアウト・カードが存在しない。それらのセットでは使用カードが少なく、混乱が生じにくいと判断されたためだろうか。またカルドハイムではモードを持つ両面カード用の差し替えカードを封入しなければならなかったという理由もあるだろう。
- キーワード・カウンターになりうる能力はいずれも重複しても意味のないものだが、一定個数のカウンターを選んで取り除く場合などに影響があるため、置かれている数は正確に記録する必要がある。マーカー#ルールの項も参照。
- イコリア:巨獣の棲処と統率者2020での登場に先立って、Mystery BoosterのR&D Playtest cardsとしてRecycla-birdが登場している。
参考
- ↑ 『イコリア:巨獣の棲処』のメカニズム(Daily MTG 2020年4月2日)
- ↑ さらなるこぼれ話:『イコリア』(Making Magic 2020年5月18日)
引用:総合ルール 20231117.0
- 1 ゲームの考え方