ドラコリッチ、エボンデス/Ebondeath, Dracolich
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[[リミテッド]]では[[エンドカード|ボム]]のひとつ。4マナでパワー5の飛行持ちは早々にゲームを決めてしまうポテンシャルがあり、[[除去]]されても戦場に帰ってくるチャンスはいくらでもある。電撃戦にも持久戦にも役立つ強力なカード。 | [[リミテッド]]では[[エンドカード|ボム]]のひとつ。4マナでパワー5の飛行持ちは早々にゲームを決めてしまうポテンシャルがあり、[[除去]]されても戦場に帰ってくるチャンスはいくらでもある。電撃戦にも持久戦にも役立つ強力なカード。 | ||
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2021年8月19日 (木) 14:11時点における版
伝説のクリーチャー — ゾンビ(Zombie) ドラゴン(Dragon)
瞬速
飛行
ドラコリッチ、エボンデスはタップ状態で戦場に出る。
このターン中に《ドラコリッチ、エボンデス/Ebondeath, Dracolich》という名前でないクリーチャーが死亡していたなら、あなたはあなたの墓地にあるドラコリッチ、エボンデスを唱えてもよい。
瞬速と飛行を持つ伝説のドラゴンゾンビ。低めのタフネスとタップインのデメリットがあるが、別のクリーチャーが死亡したターンに蘇ることができる。
タフネスの低さを自己リアニメイト能力で補っており、パワー5でしつこく圧力をかけていくことができる。死亡するクリーチャーは誰のコントロールするものでもよいが、対戦相手がクリーチャーを使ってくるとは限らないので、こちらもある程度はクリーチャーを一緒に採用しておきたい。幸い、ひきつり目/Eyetwitchやよろめく怪異/Shambling Ghast、あるいは蜘蛛の女王、ロルス/Lolth, Spider Queenの蜘蛛・トークンなど、コントロールデッキでも採用できるクリーチャーはスタンダードに多い。
タップインのデメリットはあるが、ブロッカーとしてもなかなか馬鹿にできない働きをする。これでブロックすると戦闘は大抵相打ちになるため、マナが残ってさえいればすぐに戦場に戻ることができる。押されている場面では無闇に攻撃に回すのではなく、これで粘り強く耐えながら逆転の機会を待つのも重要な選択肢となる。
リミテッドではボムのひとつ。4マナでパワー5の飛行持ちは早々にゲームを決めてしまうポテンシャルがあり、除去されても戦場に帰ってくるチャンスはいくらでもある。電撃戦にも持久戦にも役立つ強力なカード。
- 墓所這い/Gravecrawlerと同じく、条件を満たせば屋根の上の嵐/Rooftop Stormとサクり台との組み合わせで何度も戦場と墓地を行き来できる。
関連カード
サイクル
フォーゴトン・レルム探訪の、神話レアの単色の伝説のドラゴンサイクル。各色に1枚ずつ存在する。
- 霜の暴君、アイシングデス/Icingdeath, Frost Tyrant
- 砂漠滅ぼし、イムリス/Iymrith, Desert Doom
- ドラコリッチ、エボンデス/Ebondeath, Dracolich
- 星山脈の業火/Inferno of the Star Mounts
- 年老いた骨齧り/Old Gnawbone
ストーリー
エボンデス/Ebondeathはダンジョンズ&ドラゴンズのキャラクター。ドラコリッチ/Dracolich(ドラゴンのリッチ/Lich)。雄(イラスト1、イラスト2)。
遥か昔、ブラック・ドラゴン/Black Dragonのチャルダンシーラヴィトリオール/Chardansearavitriol――エボンデスの名の方でよく知られている――は死者の沼/The Mere of Dead Menを支配していた。フェイルーン/Faerûnのソード・コースト/Sword Coast地方の二大都市ネヴァーウィンター/Neverwinterとウォーターディープ/Waterdeepの間に位置する沼沢地だ。彼はウスタワー/The Uthtowerと呼ばれる崩れかけた遺跡を棲処とし、近くのソード山脈/The Sword Mountainsのオークを主たる食料としていた。その後エボンデスは姿を消し、彼は死んだのだという噂が流れた。だが実のところ、彼はドラゴン・カルト/The Cult of the Dragonと繋がりを持つミルクル/Myrkul(死の神)の司祭の説得に屈したのだ。ドラコリッチ――恐ろしいアンデッドのドラゴン――になるようにと。
登場作品・登場記事
- The Legends of Adventures in the Forgotten Realms/『フォーゴトン・レルム探訪』の伝説たち(Feature 2021年7月16日 James Wyatt著)