ボーラスの奴隷/Slave of Bolas

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[[脅しつけ/Threaten]]の亜種。[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]を奪った[[クリーチャー]]を[[ターン終了時に]][[生け贄に捧げる]]。
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[[脅しつけ/Threaten]]の亜種。[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]を奪った[[クリーチャー]]を[[終了ステップ]][[生け贄に捧げる]]。
  
 
脅しつけで奪ったクリーチャーを生け贄に捧げるというテクニックはよく使われているが、この[[呪文]]はそれを1枚でやってくれる。その分5[[マナ]]もかかるようになり[[色]]も増えてしまったが、[[除去]]としても使えると考えれば仕方ないだろう。特に[[リミテッド]]では強力。
 
脅しつけで奪ったクリーチャーを生け贄に捧げるというテクニックはよく使われているが、この[[呪文]]はそれを1枚でやってくれる。その分5[[マナ]]もかかるようになり[[色]]も増えてしまったが、[[除去]]としても使えると考えれば仕方ないだろう。特に[[リミテッド]]では強力。
  
*[[速攻]]付与や[[アンタップ]]のために[[あなた|自分]]のクリーチャーを[[対象]]にしても良い。元から自分のクリーチャーであっても、ターン終了時には生け贄に捧げる。
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*[[速攻]]付与や[[アンタップ]]のために[[あなた|自分]]のクリーチャーを[[対象]]にしても良い。元から自分のクリーチャーであっても、終了ステップには生け贄に捧げる。
*ターン終了時にあなたがそのクリーチャーをコントロールしていない場合、生け贄に捧げることはできない。仮にそれ以降に再びコントロールを得て[[ターン終了ステップ]]を迎えたとしても、再び[[能力]]が[[誘発]]することはない。
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*終了ステップにあなたがそのクリーチャーをコントロールしていない場合、生け贄に捧げることはできない。仮にそれ以降に再びコントロールを得て終了ステップを迎えたとしても、再び[[能力]]が[[誘発]]することはない。
 
*同様のコンセプトの[[カード]]として、[[脊髄支配/Spinal Embrace]]がある。
 
*同様のコンセプトの[[カード]]として、[[脊髄支配/Spinal Embrace]]がある。
*アラーラ再誕ゲートウェイの[[プロモーション・カード]]として、[[Karl Kopinski]]による新規イラストのこのカードが配布された。
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*[[計略]]カードの[[What's Yours Is Now Mine]]はこのカードを意識した[[効果]]と[[イラスト]]になっている。詳細はそちらの項を参照。
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*[[アラーラ再誕]][[ウィザーズ・プレイ・ネットワーク#ゲートウェイレベル|ゲートウェイ]]として、[[Karl Kopinski]]による新規イラストのこのカードが配布された。
  
 
==開発秘話==
 
==開発秘話==
このカードは[[黒]]を中心とした3色の[[混成カード]]として開発された。混成部分には、[[命令の光/Ray of Command]]から始まる「一時的なクリーチャー奪取」の祖である[[青]]と、[[脅しつけ/Threaten]]など現在その分野を担う[[赤]]の特性が生かされている。一方、中心となる黒のメカニズムは[[ライフ]]を[[コスト]]にする、ライフを[[回復]]するなどが考慮された後に、[[生け贄]]が選択された。開発に携わった[[Tom LaPille]]は非常に美しく満足できるデザインと評している。(→[http://www.wizards.com/magic/magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/ld/35 Hybridizing Gold]参照)
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このカードは[[黒]]を中心とした3色の[[混成カード]]として開発された。混成部分には、[[命令の光/Ray of Command]]から始まる「一時的なクリーチャー奪取」の祖である[[青]]と、[[脅しつけ/Threaten]]など現在その分野を担う[[赤]]の特性が生かされている。一方、中心となる黒のメカニズムは[[ライフ]]を[[コスト]]にする、ライフを[[回復]]するなどが考慮された後に、[[生け贄]]が選択された。開発に携わった[[Tom LaPille]]は非常に美しく満足できるデザインと評している。(→[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/latest-developments/hybridizing-gold-2009-04-23 Hybridizing Gold]参照)
  
[[Steve Argyle]]は自身のHP上で、このカードのイラスト制作についてコメントと完成前の状態のイラストを掲載している。(→[http://www.steveargyle.com/?cmd=gallery_ext&art_id=323 Steve ArgyleのHP]参照)
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{{Gatherer|id=188971}}を手掛けた[[Steve Argyle]]は自身のHP上で、このカードのイラスト制作についてコメントと完成前の状態のイラストを掲載している。(→[http://www.steveargyle.com/?cmd=gallery_ext&art_id=323 Steve ArgyleのHP]参照)
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==関連カード==
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===サイクル===
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{{サイクル/アラーラ再誕のアンコモンの混成カード}}
  
 
==ストーリー==
 
==ストーリー==
'''ボーラスの奴隷'''/''Slave of Bolas''は[[ニコル・ボーラス/Nicol Bolas (ストーリー)|ニコル・ボーラス/Nicol Bolas]]に隷属させられた状態を[[カード]]化したもの。{{Gatherer|Slave of Bolas}}には[[バント/Bant]]の[[天使]]と、その周囲にとぐろを巻くボーラスの一部分が描かれている。公式記事[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/stf/39 Gold Records]によると、このイラストの天使は[[アミーシャ/Amesha]]階級の[[アラーラの断片サイクルのその他のキャラクター#Sarrasa|Sarrasa(サラサ)]]とされる。
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'''ボーラスの奴隷'''/''Slave of Bolas''は[[ニコル・ボーラス/Nicol Bolas (ストーリー)|ニコル・ボーラス/Nicol Bolas]]に隷属させられた状態を[[カード]]化したもの。{{Gatherer|id=188971}}には[[バント/Bant]]の[[天使]]と、その周囲にとぐろを巻くボーラスの一部分が描かれている。公式記事[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/savor-flavor/gold-records-2009-05-20 Gold Records]によると、このイラストの天使は[[アミーシャ/Amesha]]階級の[[アラーラの断片サイクルのその他のキャラクター#Sarrasa|Sarrasa(サラサ)]]とされる。
  
 
[[アラーラの断片ブロック]]には同様にボーラスの支配下に置かれるフレイバーを持つ[[古老の熟達/Elder Mastery#ストーリー|古老の熟達/Elder Mastery]]があるが、そちらは支配を受け入れ、授かった能力に喜びを表しているのに対して、こちらはイラストの天使サラサが涙を流している様子や生け贄の効果などから意思に反した強制と見受けられる。
 
[[アラーラの断片ブロック]]には同様にボーラスの支配下に置かれるフレイバーを持つ[[古老の熟達/Elder Mastery#ストーリー|古老の熟達/Elder Mastery]]があるが、そちらは支配を受け入れ、授かった能力に喜びを表しているのに対して、こちらはイラストの天使サラサが涙を流している様子や生け贄の効果などから意思に反した強制と見受けられる。
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{{フレイバーテキスト|ニコル・ボーラスは手下と犠牲者を区別しない。}}
  
 
==参考==
 
==参考==
*[http://www.wizards.com/mtg/images/tcg/products/alarareborn/8rpe8myh/mtg_puzzle2.html ジグソーパズル]/[http://www.wizards.com/magic/tcg/article.aspx?x=mtg/tcg/alarareborn/wallpaper2 壁紙・待受]
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*[http://www.wizards.com/mtg/images/tcg/products/alarareborn/8rpe8myh/mtg_puzzle2.html ジグソーパズル]/[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/alara-reborn-wallpaper-2-2009-04-14 壁紙・待受]
 
*[[カード個別評価:アラーラ再誕]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:アラーラ再誕]] - [[アンコモン]]
 
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2020年6月8日 (月) 22:10時点における最新版


Slave of Bolas / ボーラスの奴隷 (3)(青/赤)(黒)
ソーサリー

クリーチャー1体を対象とし、それのコントロールを得る。そのクリーチャーをアンタップする。それはターン終了時まで速攻を得る。次の終了ステップの開始時に、それを生け贄に捧げる。


脅しつけ/Threatenの亜種。コントロールを奪ったクリーチャー終了ステップ生け贄に捧げる

脅しつけで奪ったクリーチャーを生け贄に捧げるというテクニックはよく使われているが、この呪文はそれを1枚でやってくれる。その分5マナもかかるようになりも増えてしまったが、除去としても使えると考えれば仕方ないだろう。特にリミテッドでは強力。

[編集] 開発秘話

このカードはを中心とした3色の混成カードとして開発された。混成部分には、命令の光/Ray of Commandから始まる「一時的なクリーチャー奪取」の祖であると、脅しつけ/Threatenなど現在その分野を担うの特性が生かされている。一方、中心となる黒のメカニズムはライフコストにする、ライフを回復するなどが考慮された後に、生け贄が選択された。開発に携わったTom LaPilleは非常に美しく満足できるデザインと評している。(→Hybridizing Gold参照)

イラストを手掛けたSteve Argyleは自身のHP上で、このカードのイラスト制作についてコメントと完成前の状態のイラストを掲載している。(→Steve ArgyleのHP参照)

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

アラーラ再誕アンコモン混成カードサイクル。いずれも対抗色2混成マナ・シンボルと、その友好色である1色のマナ・シンボルを含む、弧3色カード

[編集] ストーリー

ボーラスの奴隷/Slave of Bolasニコル・ボーラス/Nicol Bolasに隷属させられた状態をカード化したもの。イラストにはバント/Bant天使と、その周囲にとぐろを巻くボーラスの一部分が描かれている。公式記事Gold Recordsによると、このイラストの天使はアミーシャ/Amesha階級のSarrasa(サラサ)とされる。

アラーラの断片ブロックには同様にボーラスの支配下に置かれるフレイバーを持つ古老の熟達/Elder Masteryがあるが、そちらは支配を受け入れ、授かった能力に喜びを表しているのに対して、こちらはイラストの天使サラサが涙を流している様子や生け贄の効果などから意思に反した強制と見受けられる。

ニコル・ボーラスは手下と犠牲者を区別しない。

[編集] 参考

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