根絶/Extirpate

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それでも根絶を通した場合よりは遥かにマシなので、ただ[[打ち消し]]たのだと割り切ろう。
 
それでも根絶を通した場合よりは遥かにマシなので、ただ[[打ち消し]]たのだと割り切ろう。
 
<!-- 個人的にwikiにおける「…」が嫌なので。 -->
 
<!-- 個人的にwikiにおける「…」が嫌なので。 -->
*[[日本語画像:Extirpate|日本語製品版]]には誤訳がある。
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*[http://mtg.takaratomy.co.jp/cgi-bin/autocard/acjp.cgi?Extirpate~PLC 日本語製品版]には誤訳がある。
 
「それの[[コントローラー]]の墓地と…」となっているが、墓地にあるカードは[[コントロール]]されていない。
 
「それの[[コントローラー]]の墓地と…」となっているが、墓地にあるカードは[[コントロール]]されていない。
 
ただし、「コントローラーを持たないオブジェクトのコントローラーを参照する場合には、代わりにその[[オーナー]]を用いる。」というルールがあるので、仮にこのテキストのままだったとしても問題なく機能する。
 
ただし、「コントローラーを持たないオブジェクトのコントローラーを参照する場合には、代わりにその[[オーナー]]を用いる。」というルールがあるので、仮にこのテキストのままだったとしても問題なく機能する。

2008年3月8日 (土) 09:18時点における版


Extirpate / 根絶 (黒)
インスタント

刹那(この呪文がスタックにあるかぎり、プレイヤーは呪文を唱えられず、マナ能力でない起動型能力を起動できない。)
いずれかの墓地にある、基本土地カード以外のカードを1枚対象とする。それのオーナーの墓地と手札とライブラリーから、同じ名前を持つカードをすべて探し、それらを追放する。その後、そのプレイヤーはライブラリーを切り直す。


墓地にあるカードのうち1種類を、以外から文字通り根絶してしまう。 しかも時のらせんキーワード能力である刹那も付いているので、妨害はほぼ不可能。 消えないこだま/Haunting Echoes下位種、墓地版ロボトミー/Lobotomy、墓地にあるカード名しか宣言できない頭蓋の摘出/Cranial Extraction、といった所か。

上記カードと異なり、これ単体では何もできない点が、このカードの最大の欠点である。 手札破壊ライブラリー破壊などと組み合わせるか、さもなくば(相手のキーカードを)1枚使って貰う必要があるのだ。相手がコンボデッキならば、最悪その時点で敗北が決定してしまう。 とはいえ、1マナ刹那で近いことができるなら、十分な脅威だろう。 場に出ているカードに影響は無いが、同名のカード手札にあればアドバンテージ面でも遅れを取らない可能性がある、というのも先輩と同様。

スタンダードでは、炎まといの天使/Firemane Angel獣群の呼び声/Call of the Herdなど、墓地から睨みを利かせるカードへの回答となる。 また現スタンダード環境が、太陽拳殉教者トロンに代表される墓地利用の盛んな環境である事。 更に、土地破壊を経由してウルザトロンのマナ基盤を破壊したり、インスタント除去を経由してドラゴンストームボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkiteを根こそぎにできるなど、様々な利用法が挙げられている。 今後の環境を劇変させるカードとして、抜群の注目を集めているカードである。

カードプールが広がれば、軽量の手札破壊とのタッグなどによって、より高速で手痛い一撃を食らわせられる。 特にフリゴリッドIGGy-POPワールドゴージャー等の墓地をキーとするデッキに対しては、1枚で勝負を決めることさえ夢ではない。

また、不可思の一瞥/Glimpse the Unthinkableや、心の傷跡/Traumatizeなどの大規模ライブラリー破壊と併用すれば、取り除く選択肢が大幅に広がる。 特に前者は軽量であるため、このカード自体の軽さや刹那という特性も活かしやすいだろう。

単純な墓地対策として用いるなら、アドバンテージを失わない死体焼却/Cremateとの比較は重要。 ある程度スピードのあるデッキならば、1回リアニメイトを妨害するだけでも十分である。


ただし相手のカードに対象を変更したとしても、もちろん探すのは相手である。 多くの場合は対象となった1枚を取り除いて、後はシャッフルして終わりとなるだろう。 それでも根絶を通した場合よりは遥かにマシなので、ただ打ち消したのだと割り切ろう。

「それのコントローラーの墓地と…」となっているが、墓地にあるカードはコントロールされていない。 ただし、「コントローラーを持たないオブジェクトのコントローラーを参照する場合には、代わりにそのオーナーを用いる。」というルールがあるので、仮にこのテキストのままだったとしても問題なく機能する。

参考

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