祝祭の出迎え/Gala Greeters
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クリーチャー — エルフ(Elf) ドルイド(Druid)
団結 ― これでないクリーチャー1体があなたのコントロール下で戦場に出るたび、以下からこのターンにまだ選ばれてない1つを選ぶ。
・祝祭の出迎えの上に+1/+1カウンター1個を置く。
・宝物(Treasure)トークン1つをタップ状態で生成する。
・あなたは2点のライフを得る。
団結により、1ターンに最大3つの恩恵で出迎えてくれるエルフ・ドルイド。
1つ目のモードは自身限定の+1/+1カウンターによる恒久的な強化。とりあえず1回誘発させれば戦力として及第点にはなる。除去されないままフィニッシャー級まで育つことも。
2つ目のモードは宝物の生成。おそらく最もお世話になるモードで、シンプルに優秀なマナ加速でありマナ基盤の安定手段。アーティファクトやパーマネントを参照するカードとも相性は良好。ただしタップインなので即座にマナを出すことができない点には注意が必要。
3つ目のモードはライフゲイン。直接盤面に影響を与えないが毎ターン2点ずつのゲインを維持できる際の粘り腰の強さは、放牧の林鹿/Grazing Gladehartなどに迫る性能。団結を得意とするトークンデッキの、地上を固める高い守備性能と合わさると、アグロ相手などに対する強力な解答となる。
それぞれ、爆発力があるわけではないが状況に応じて地道にその場に必要なアドバンテージを選んで稼げる、多用途軽量システムクリーチャー。リミテッドはもちろん、構築でもその小器用さの利点は大きく、スタンダードのトークン系デッキ、宝物デッキでは裕福な亭主/Prosperous Innkeeperと並んで定番の先鋒。ジェトミアの情婦、ジニー・フェイ/Jinnie Fay, Jetmir's Secondがいれば、宝物を猫や犬に置換することでもう一度団結を誘発させられるシナジーもマナカーブに合致している。
- ニューカペナの街角では「地域別ボックストッパー・カード」として、各ブースター・ボックスに言語別でイラストが異なったこのカードが封入されている[1]。
- ブースター内に封入される通常版・拡張アート枠版を合わせれば1つのカード・セットに13種ものバージョン違いが存在していることとなる。これは時の支配者、テフェリー/Teferi, Master of Timeの9種類を超える歴代最多記録。
- とりわけ、繁体字中国語版のものは人気。シングルカード価格も群を抜いている。