歴史への投入/Hurl into History
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インスタント
アーティファクトやクリーチャーである呪文１つを対象とする。それを打ち消す。発見Ｘを行う。Ｘは、その呪文のマナ総量に等しい。（マナ総量がそれ以下であり土地でないカード１枚が追放されるまで、あなたのライブラリーの一番上から１枚ずつ追放していく。それをそのマナ・コストを支払うことなく唱えるか、あなたの手札に加える。残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。）
アーティファクトやクリーチャー呪文を打ち消し、さらにそのマナ総量分の発見を行うインスタント。
マナ吸収/Mana Drainや再解釈/Reinterpretのように打ち消した分を自分で利用する青らしい呪文。とはいえ発見に共通した短所として、ライブラリー操作と組み合わせないと何を踏み倒せるか、或いは手札に加えられるかの無作為性が強く、これ自体も打ち消しとしては重い上に打ち消せる対象が限定されていることから、何枚も積むと腐る心配も大きい。該当するカード・タイプを一切使わないデッキはあまり無いが、あくまでそれ自体が唱えられてなければ打ち消せないのでインスタントやソーサリーを用いたリアニメイトなどの踏み倒しにも弱く、またマナ総量に依存する効果の常として、小型クリーチャー主体のウィニー等には有効に機能しない。活躍の是非は対戦相手に強く依存するので、採用する場合もサイドボードに入れておくか、サイドアウト出来るようにしておきたい。
リミテッドにおいては、比較的重いカードも多いカード・セットのため、終盤に唱えられたファッティを逆用して、自分の盤面を補強するのも結構狙える。一方で5マナという重さは変わらないし、作製のように実質的なコストは大きいが呪文という形で唱えられないカードも存在している他、リアニメイトも非化石化/Defossilizeが収録されており、常に活躍できるとは限らない程度。ピックするにせよ1枚確保しておくぐらいでよいだろう。
