微影のビルタズ/Virtus the Veiled
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伝説のクリーチャー — アズラ(Azra) 暗殺者(Assassin)
《豪胆のゴルム/Gorm the Great》との共闘(このクリーチャーが戦場に出たとき、プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは「自分のライブラリーから《豪胆のゴルム/Gorm the Great》を自分の手札に加え、その後切り直す。」を選んでもよい。)
接死
微影のビルタズがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーは自分のライフの端数を切り上げた半分の点数のライフを失う。
豪胆のゴルム/Gorm the Greatと共闘する伝説のアズラ・暗殺者。接死に加え、サボタージュ能力で血の貢ぎ物/Blood Tribute(キッカーなし)が誘発する。滅消の杭/Quietus Spikeを内蔵したクリーチャーとも言える。
滅消の杭が本体3マナ、装備3マナであったことを思えば、付け替えられないとはいえ同じ3マナで同様の能力を内蔵しているのは破格のコスト・パフォーマンス。素のサイズこそ1/1だが、ライフが20点の対戦相手に攻撃が通れば能力と合わせて残りライフ9点、再び通れば4点、1点と、3回の攻撃で瀕死に追いやれる。初期ライフ総量が30点である双頭巨人戦においても残り14点、6点、2点とほぼ瀕死で、打点は思いの外高い。その打点を恐れてブロックすれば接死によってほぼ確実に敵クリーチャーを道連れにしていけるなど、なかなかの脅威。接死とサボタージュ能力を併せ持つため、特に二段攻撃との相性は抜群である。
ブロックを躊躇わせる接死を持つとはいえ、回避能力も除去耐性も持ち合わせていないのは欠点か。ただし回避能力については、自らサーチできる共闘相手の豪胆のゴルムのブロック強制で補われることで実質「3体以上のクリーチャーがいないとブロックされない」状態となる。除去耐性は流石に別途補う必要があるが、3マナのクリーチャーでありながら勝負を決め得る打点を持っているという時点で、本体にそれ以上の性能を求めるのは流石に酷ともいえる。
リミテッドではクリーチャーが並びやすいため攻撃を通すのは一苦労。豪胆のゴルムとセットで運用しつつ、手に余るブロッカーを排除していくか、或いは別途回避能力をつけられれば凶悪。エターナルでも高い打点は魅力的ながら、除去耐性や即効性のなさが気になるか。統率者戦においては初期ライフ総量が多いためサボタージュ能力の価値も相対的に高く、無防備な対戦相手のライフをごっそり刈り取れるため、統率者に指定しつつデッキ全体で回避能力などを補えれば理想的。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
バトルボンドの「[カード名]との共闘」を持つレアの伝説のクリーチャーサイクル。いずれも組み合わせは対抗色となっている。
- 救う者、レグナ/Regna, the Redeemer - 救われぬ者、クラヴ/Krav, the Unredeemed
- 知恵の目、ゼンドスプルト/Zndrsplt, Eye of Wisdom - 混沌の目、オカウン/Okaun, Eye of Chaos
- 微影のビルタズ/Virtus the Veiled - 豪胆のゴルム/Gorm the Great
- 輝く炎のコルバス/Khorvath Brightflame - 輝く槍のシルビア/Sylvia Brightspear
- 空想小僧、ピール/Pir, Imaginative Rascal - 空想の友人、トゥーシー/Toothy, Imaginary Friend
[編集] ストーリー
ビルタズ/Virtusはケイレム/Kylemのアズラ/Azra。鎖鎌を武器とする(イラスト)。巨人/Giantのゴルム/Gormとコンビを組む。ローアン・ケンリス/Rowan Kenrithとウィル・ケンリス/Will Kenrithのコンビと試合を行ったことがあるようだ。
[編集] 登場作品・登場記事
- Episode 1: Class Is in Session/メインストーリー第1話:新学期、到来(Magic Story 2021年3月25日 Adana Washington著、名前のみ、「Vitrus」と誤植されている)