地獄の樹
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地獄の樹(Tree)は、地獄の樹/Tree of Perditionで対戦相手のライフを大きく減らすコンボを搭載したコンボデッキ。アガサの魂の大釜/Agatha's Soul Cauldronを採用する大釜デッキの一種でもあり、エルドレインの森以降のパイオニア環境に存在する。
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[編集] 概要
クリーチャー — 植物(Plant)
防衛
(T):対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーのライフの総量と地獄の樹のタフネスを交換する。
伝説のアーティファクト
あなたがコントロールしているクリーチャーの能力を起動するためにマナを望む色のマナであるかのように支払ってもよい。
あなたがコントロールしていて+1/+1カウンターが置かれているすべてのクリーチャーは、アガサの魂の大釜によって追放されているすべてのクリーチャー・カードのすべての起動型能力を持つ。
(T):墓地にあるカード1枚を対象とする。それを追放する。これによりクリーチャー・カード1枚が追放されたとき、あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。それの上に+1/+1カウンター1個を置く。
墓地に落ちた地獄の樹/Tree of Perditionをアガサの魂の大釜/Agatha's Soul Cauldronで追放し、地獄の樹の起動型能力を適当なタフネスが低いクリーチャーに付与する。そしてタフネスと対戦相手のライフを交換することで、相手を敗北寸前まで追い込むことができる。最終的に火力か攻撃を通すことでとどめを刺してもよいが、ヴォルダーレンの興奮探し/Voldaren Thrillseekerに地獄の樹の起動型能力を与え、それを起動してから自分自身の起動型能力を起動することで、戦闘を介さずぴったり相手のライフを削り切ることができる。
地獄の樹を墓地に仕込みつつ他のコンボパーツを引き込むための赤いルーティング手段と、コンボの安全確認用の黒い手札破壊のために、ラクドス・ミッドレンジとのハイブリッドデッキとして組まれる場合が多い。
- 墓地利用デッキが多く存在するパイオニア環境において、強力な墓地対策であるアガサの魂の大釜をメインデッキから採用できるのは強力である。またデッキの構造上エンジェル・カンパニーといったライフゲイン系のデッキを苦にしないのも嬉しい。
[編集] サンプルリスト
[編集] ダスクモーン:戦慄の館後
- 備考
- フォーマット
- 殺人人形、マーヴィン/Marvin, Murderous Mimicを獲得したことによって墓地対策への耐性が上がった。
- 昂揚を達成すると戦闘フェイズを増やせる逸失への恐怖/Fear of Missing Outのおかげでビートダウンプランも強化され、特にキキジキの鏡像/Reflection of Kiki-Jikiを組み合わせるとマナがある限り戦闘フェイズを増やせる。