苦々しい勝利/Bitter Triumph
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インスタント
この呪文を唱えるため追加コストとして、カード1枚を捨てるか3点のライフを支払う。
クリーチャーやプレインズウォーカーである1体を対象とする。それを破壊する。
クリーチャー/プレインズウォーカー除去インスタント。2マナと軽い代わりに、追加コストとして手札1枚かライフ3点を要求する。
対象こそ広いが、カード・アドバンテージで損をするか冥府の掌握/Infernal Grasp以上のライフを失うため手放しには採用しがたい。手札を捨てられる点に着目し、墓地利用系のデッキで用いられることが多い。また、手札を大量に補充できるデッキならばデメリットも小さくなる。
登場時点のイニストラード:真夜中の狩り〜サンダー・ジャンクションの無法者期のスタンダードでは、2マナインスタント除去としてクリーチャー専用なら冥府の掌握や喉首狙い/Go for the Throat、プレインズウォーカーも狙えるものならシェオルドレッドの勅令/Sheoldred's Edictと競合相手が多いが、分派の説教者/Preacher of the Schismやヨーグモスの法務官、ギックス/Gix, Yawgmoth Praetorで手札が引き増しし易く太陽の執事長、インティ/Inti, Seneschal of the Sunと相性が良いラクドス・ミッドレンジや、リアニメイトを狙ったエスパー・メンターなどで採用される。
パイオニアではパルヘリオンシュートを大いに強化したほかディミーア・フェニックス成立の一因にもなった。ヒストリックやタイムレスでは一つの指輪/The One Ringやロークスワイン城/Castle Locthwainとの相性の良さが評価され、積極的に墓地を利用しないデッキでも使われている。
リミテッドではプレインズウォーカーはクイントリウス・カンド/Quintorius Kandしかいないが、インスタント・タイミング確定除去という時点で有用。
- 対クリーチャー/プレインズウォーカー除去は戦慄掘り/Dreadboreを参照。
[編集] ストーリー
イクサラン:失われし洞窟の注目のストーリーの一枚(イラスト)。
インティ/Intiの死に打ちのめされたカパロクティ・サンボーン/Caparocti Sunbornは、悲嘆と復讐を胸に彼の仇であるクラヴィレーニョ/Clavileñoへと迫った。激しい空中戦、そして地上戦の末、カパロクティの槍はクラヴィレーニョの心臓を正確に貫いた。
インティの死に涙する一方、カパロクティの眼は鋭く光り、その槍はクラヴィレーニョの悪しき心臓を貫いていた。
- Story Spotlight Cards for The Lost Caverns of Ixalan/『イクサラン:失われし洞窟』注目のストーリー・カード(Daily MTG 2023年11月2日 Clayton Kroh)