危険なマイア/Perilous Myr
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アーティファクト クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) マイア(Myr)
危険なマイアが死亡したとき、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。危険なマイアはそれに2点のダメージを与える。
1/1WHISPERのルール文章は最新のオラクルに未対応です。「クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする」は「1つを対象とする」に読み替えてください。
PIG能力で2点ダメージを飛ばすマイア。ゴブリンの付け火屋/Goblin Arsonistと泥デコの松明走り/Mudbutton Torchrunnerの中間で、ゴブリンの付け火屋と比べると無色かつダメージが上がっているので好感が持てる。
2マナ1/1とサイズは貧弱だが、タフネス3のクリーチャーと相打ちしたりシステムクリーチャーを除去できたりする可能性があるので、対戦相手の攻撃に対して抑止力となる。また、プレイヤーにも飛ばせるので無駄になることは少ないだろう。赤に多いアーティファクトを生け贄に捧げる手段と併用するのも手。クリーチャー除去の少ない青や緑のデッキに採用も考えられる。コモンなのでリミテッドではもちろん主役。
スタンダードでは初期のゴブナイトで採用されていた。クロックとしては頼りないが、カルドーサの再誕/Kuldotha Rebirthの種にしつつ天敵のコーの火歩き/Kor Firewalkerを除去できるので便利。
マジック・デュエルズ:オリジンのスターター・ボックスに収録されていた。カードプールの狭さからタフネス1のクリーチャーが入るデッキも多かったため、アグロ対策として効果的であった。しかし、無色ゆえ多くのデッキに採用されたことで、ムウォンヴーリーの酸苔/Mwonvuli Acid-Moss程ではないもののユーザーのヘイトを集めてしまい、イニストラードを覆う影とゲートウォッチの誓いが加わるアップデートの際に、青銅の黒貂/Bronze Sableに入れ替えられてしまった。(『マジック・デュエルズ』 スターター・ボックスの変更)
- 2021年6月のオラクル変更でクリーチャー・タイプにファイレクシアンが追加された。
[編集] 参考
- カード個別評価:ミラディンの傷跡 / ファイレクシア陣営 - コモン
- カード個別評価:統率者レジェンズ - コモン
- カード個別評価:Jumpstart - コモン
- カード個別評価:マスターズ25th - アンコモン