ミニオンシュート

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ミニオンシュート(Minion Shoot)は、テンペスト・ブロック発祥のリアニメイトデッキ。「巨大クリーチャーを早いターン戦場に出し対戦相手を殴り倒す」という意味では単なるリアニメイトデッキだが、リアニメイトした荒廃の下僕/Minion of the Wastes速攻を付加することで1ショットキルを可能にする。

過去のオラクル更新で荒廃の下僕の能力が「戦場に出る際にライフ支払う」に変更されたことで成立していたが、2010年4月のオラクル更新で能力が元に戻されたためコンボ不可能な時期があった。2012年1月のオラクル更新で「戦場に出る際にライフを支払う」に再び変更されたため現在では利用可能。

目次

[編集] 概要


Minion of the Wastes / 荒廃の下僕 (3)(黒)(黒)(黒)
クリーチャー — ミニオン(Minion)

トランプル
荒廃の下僕が戦場に出るに際し、望む総量のライフを支払う。
荒廃の下僕のパワーとタフネスはそれぞれ、それが戦場に出るに際し支払われたライフの点数に等しい。

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Shallow Grave / 浅すぎる墓穴 (1)(黒)
インスタント

あなたの墓地の一番上のクリーチャー・カードを1枚戦場に戻す。そのクリーチャーはターン終了時まで速攻を得る。次の終了ステップの開始時に、それを追放する。



Corpse Dance / 死体のダンス (2)(黒)
インスタント

バイバック(2)(あなたがこの呪文を唱えるに際し、あなたは追加の(2)を支払ってもよい。そうした場合、その解決に際し、このカードをあなたの手札に加える。)
あなたの墓地にある一番上のクリーチャー・カード1枚を戦場に戻す。そのクリーチャーはターン終了時まで速攻を得る。次の終了ステップの開始時に、それを追放する。


荒廃の下僕/Minion of the Wastesは、戦場に出る際に支払ったライフに等しいパワー/タフネスを持つため、充分にライフがある早いターンでの召喚が鍵となる。また、荒廃の下僕+死体のダンス/Corpse Danceまたは浅すぎる墓穴/Shallow Graveだけでは勝てないので、火力などの他のダメージソースも必要になる。

[編集] デュエルファイター刃での例

デュエルファイター刃の中で、このデッキによる1ターンキルが行われた。

使用されたカードと手順は以下のとおり。

  1. 沼をプレイ、水蓮の花びらを唱える。水蓮の花びらを生け贄に捧げて赤マナを出す。
  2. その赤マナで炎の嵐を唱えて、追加コストで荒廃の下僕を捨て、対戦相手に1点のダメージ。
  3. 沼から黒マナを出し暗黒の儀式を唱える。
  4. 3マナで死体のダンスを唱えて、墓地にある荒廃の下僕を戦場に出して19点のライフを支払う。
  5. 荒廃の下僕で攻撃、対戦相手に19ダメージを与える。

[編集] マジック デッキファイルでの例

デュエルファイター刃よりも紹介が早かったマジック デッキファイルでは、1ターンキルのサンプルは下記の構成だった。

使用されたカードと手順は以下のとおり。

  1. 沼をプレイ、水蓮の花びらを唱える。水蓮の花びらを生け贄に捧げて適当なマナを出す。
  2. 沼をタップし黒マナを出し暗黒の儀式を唱える。
  3. その内の黒マナで葬送の魔除けを自分を対象に唱え、1番目のモードで荒廃の下僕を捨てる。
  4. さらに黒マナで黒檀の魔除けを唱え、1番目のモードで1点ドレイン。
  5. 2マナで浅すぎる墓穴を唱え、墓地にある荒廃の下僕を戦場に出して19点のライフを支払う。
  6. 荒廃の下僕で攻撃、相手に19ダメージを与える。

この場合は、支払う前のライフは21点なので20点のライフを支払うことによって、対戦相手が先に1/1クリーチャーを召喚していてもトランプルによって勝利できる。

[編集] 参考

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