ドラゴン・カルトの信者/Dragon Cultist
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Dragon Cultist / ドラゴン・カルトの信者 (4)(赤)
伝説のエンチャント — 背景(Background)
伝説のエンチャント — 背景(Background)
あなたがオーナーである、統率者であるすべてのクリーチャーは「あなたの終了ステップの開始時に、このターンに発生源があなたのコントロール下で5点以上のダメージを与えていた場合、飛行を持つ赤の4/4のドラゴン(Dragon)・クリーチャー・トークン1体を生成する。」を持つ。
あなたのターンに単一の発生源が5点以上のダメージを与えたなら、4/4飛行のドラゴンを生成できるようになる背景。
ダメージの発生源は問わないためシステムクリーチャーやバーンに寄せた統率者とも組み合わせられる。全体火力とは好相性だがダメージによっては統率者が巻き込まれないよう意識したい。また装備品や常在型能力による強化でトークンのパワーを5以上にすればトークン自身が発生源となれるため、赤白の構築も検討できる。
これ自体が5マナと重い上に統率者を必要とし、加えて統率者のサイズ次第ではダメージの発生源も別途要求するコストの負担には注意。緑の統率者と組み合わせる他、赤のみでも可能な宝物等による一時的なマナ加速も活用したい。
- フレイバー・テキストについて、同時収録された他の背景は”You”の部分をすべて「君は」と訳し語りかけている文体(D&D関連の多数カードに見られる)なのに対し、これだけ「お前」と訳しており、統一性やTRPGの雰囲気が損なわれてしまっている。また、後半の「that day can't come soon enough.」の部分は本来、「待ち遠しい日である。」くらいの表現である。
- これを考慮すると、「いつの日か必ず、偉大なるドラコリッチがこの世を統べる事を君は知っている。それは君にとって、待ち遠しい日である。」という意味であろうと思われる。
You know that mighty dracoliches will one day rule over this world. For you, that day can't come soon enough.
いつの日か、偉大なるドラコリッチがこの世を統べるだろう。お前がその日を迎えることはないだろうが。
[編集] ルール
- 単一の発生源から与えられたダメージであれば、それが複数回に分けて与えられたものであったり、複数のパーマネントやプレイヤーに与えられたものでも誘発条件を満たす。
- 例えば、パワー3二段攻撃のクリーチャーが2回の戦闘ダメージ・ステップで2体のクリーチャーに3点ずつ戦闘ダメージを与えたり、5体以上のクリーチャーに1枚の裂け尾の一掃/Forktail Sweepで1点ずつダメージを与えた場合でも条件を満たせる。
- 合計5点以上のダメージを与えた後ならば、その発生源が死亡したりコントロールが変更されたとしても誘発条件を満たせる。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦いのアンコモンの背景サイクル。各色3枚ずつ存在する。
- ドラゴン・カルトの信者/Dragon Cultist
- ギルドの職人/Guild Artisan
- 街路の浮浪児/Street Urchin
[編集] ストーリー
ドラゴン・カルト/Dragon Cult(またはCult of the Dragon)とはD&Dにおけるカルト教団のひとつで、遥か昔より存在し各地に信徒を広げている。彼らは邪悪なるドラゴンを崇拝しているが、その中でも死を超越した”ドラコリッチ”と呼ばれる存在を特別視しており、場合によっては積極的にドラコリッチへの転生に加担することもある。