ドゥリンの禍、バルログ/The Balrog, Durin's Bane
伝説のクリーチャー — アバター(Avatar) デーモン(Demon)
この呪文を唱えるためのコストは、このターンに生け贄に捧げられたパーマネント1つにつき(1)少なくなる。
速攻
ドゥリンの禍、バルログは伝説のクリーチャーにしかブロックされない。
ドゥリンの禍、バルログが死亡したとき、アーティファクトやクリーチャーのうち対戦相手がコントロールしている1つを対象とする。それを破壊する。
7/5
生け贄に捧げられたパーマネントによりコストが減少する伝説のアバター・デーモン。伝説のクリーチャーにしかブロックされず、死亡しても対戦相手のアーティファクトやクリーチャーを道連れにする。
7マナ7/5の速攻と、リミテッドでは普通に唱えても悪くない性能。伝説のクリーチャーがアンコモンにも収録されているカード・セットなので確実性は微妙なラインだが、単独で返り討ちに出来るものは限られるし、適当に相討ちになるだけでも容易に1:2以上の交換が成立するのも優秀。
構築で使う場合は、コストの軽減を積極的に活用していきたい。特に宝物は生成しやすい上に、自身を生け贄にすることでマナを生み出すため、実質的に1つから2マナ分の支払いを行えて相性が良い。ちなみに、対戦相手が生け贄に捧げたパーマネントも数える。無垢の血/Innocent Bloodなど、他のプレイヤーにも生け贄を強要する呪文を採用したサクリファイスなどに投入しておくと活躍してくれる場面もありそうだ。
関連カード
[編集]- ドゥリンの禍、バルログ/The Balrog, Durin's Bane
- ウドゥーンの焰、バルログ/The Balrog, Flame of Udûn
- モリアのバルログ/The Balrog of Moria
ストーリー
[編集]バルログ/The Balrogは中つ国/Middle-Earthの怪物。その名は「力強き悪鬼」を意味する。
かつては下級の神・マイア/Maiarの一員であったが、初代冥王・モルゴス/Morgothの手で堕落した存在。外見は巨大な悪魔そのもので、影のように黒い体に炎を纏っており、己の肉体から翼や剣、鞭を生成することが出来る。複数が存在しており、神々の戦いにおいてはモルゴスの配下の中でも強大な怪物として竜やサウロン/Sauronと共に暴れ回ったものの、最後にはその大半が滅ぼされた。
ドゥリンの禍は『指輪物語』の年代まで生き延びた数少ない個体の1つ。戦いに敗れた後は霧ふり山脈/Misty Mountainsの地下深くに逃げ込み、長く眠りについていたがドワーフがモリアの坑道/Mines of Moriaを掘り進めていた際に目覚めると、瞬く間にドワーフを滅ぼしてしまった。個体名はこの時に殺された王、ドゥリン六世/DurinVIの名から付けられており、以降も同地にてオークやトロルを支配して君臨し続けていた。
本編においては『旅の仲間』の終盤、モリアを抜けようとするフロド/Frodo一行の前に現れる。長命種であるレゴラス/Legolasやギムリ/Gimliはその名を聞いただけで武器を取り落としてしまう程の力により逃げ惑う一行を追い詰めたが、ガンダルフ/Gandalfの策で渡っている途中の橋を落とされてしまい、ガンダルフを道連れにカザド=ドゥームの橋/Bridge of Khazad-dûmの奈落に消えた。
作中では直接描かれていないが、その後もガンダルフと激しい戦いを繰り広げ、最後には山腹から投げ落とされる形で滅ぼされる。とはいえ直後にガンダルフも力尽きており、かつて神であった者同士の戦いは実質的に相討ちとなった。