ジェスカイの啓示/Jeskai Revelation
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インスタント
呪文やパーマネントである1つを対象とし、1つを対象とする。その前者をオーナーの手札に戻す。ジェスカイの啓示はその後者に4点のダメージを与える。あなたは果敢を持つ白の1/1のモンク(Monk)・クリーチャー・トークン2体を生成し、カード2枚を引き、4点のライフを得る。
呪文も対象に取れるバウンス+任意の対象への火力+果敢を持つモンク・トークン2体の生成+ドロー+ライフゲインという大盤振る舞い。3色7マナというマナ・コストに見合うだけのリターンはある。
とはいえ絶対的に重いものは重い。性質的にはマグマ・オパス/Magma Opusが近いが、宝物を生成出来たあちらに比べると序盤に腐るリスクは気に掛かる。同様にミッドレンジ以下の比較的低速なデッキのフィニッシャー枠としての採用になるだろうが、採用枚数やこれに繋ぐための算段についてはより慎重に決定する必要がある。
登場時のスタンダード環境では、全知/Omniscienceのおかげで重さと色拘束の厳しさを無視することができる全知リアニメイトにおいて、アルケヴィオスへの侵攻/Invasion of ArcaviosのETBでサイドボードから持ってくるフィニッシャーとしての採用がみられる。啓示で侵攻をセルフバウンス→墓地に落ちた啓示を侵攻のETBで回収→再び啓示で侵攻をセルフバウンス→……という流れで無限ダメージとなるため、タルキール:龍嵐録参入以前の同デッキと違い全知が通れば侵攻1枚から勝ちにいける。
リミテッドでもやはり重さと多色カード故の不安定さはあるが、唱えることさえ出来れば多方面かつ大量のアドバンテージにより一気に押し込むことが可能。色の組み合わせを決定づけるボムレアの一角と言えよう。
[編集] ルール
- ジェスカイの啓示自身をバウンスの対象に選ぶことは出来ない(CR:115.5)。
- 解決時にバウンスとダメージの両方の対象が不正な対象になっていた場合、ジェスカイの啓示は立ち消えトークンやドロー、ライフゲインも発生しない。
- バウンスとダメージの対象を同一のパーマネントにしてもよい。そうした場合、ダメージは与える先が存在しなくなるので発生しないが残りの効果は発生する。
- 対象を選ばず、トークンやドローだけを目的に唱えることは出来ない。とはいえバウンスは土地も選べダメージも最悪自分に与える選択肢がある。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
タルキール:龍嵐録の各氏族/Clanに対応した、楔3色の非クリーチャーの神話レアのサイクル。
- 永年生/Perennation
- ジェスカイの啓示/Jeskai Revelation
- 生を産む死/Death Begets Life
- 総攻撃/All-Out Assault
- 跨龍兵の突撃/Dragonback Assault