頭蓋の摘出/Cranial Extraction

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2008年12月29日 (月) 13:46時点におけるGariu (トーク | 投稿記録)による版
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Cranial Extraction / 頭蓋の摘出 (3)(黒)
ソーサリー — 秘儀(Arcane)

土地でないカード名を1つ選ぶ。プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーの墓地と手札とライブラリーから、選ばれたカードと同じ名前を持つカードをすべて探し、それらを追放する。その後、そのプレイヤーはライブラリーを切り直す。


指定した名前カードプレイヤー1人の墓地手札ライブラリーから取り除く呪文

ロボトミー/Lobotomyと違い、デッキキーカードさえ分かれば、それを以外から潰すことができる。その上シングルシンボルなので容易にタッチできる。自分が伝説のパーマネント呪文を使う場合は対消滅を予防することも可能。

しかし、親和のような速攻デッキにはほとんど効かず、1枚挿しフィニッシャーが多いウルザトロンなどに対しても完全な対策カードにはなり得ない。だが、コンボデッキにとってはかなりの脅威となるだろう。

カード・アドバンテージに直結しづらいため、メインデッキから何枚も使うよりもシルバーバレット戦略に組み込むのに適している。また上記のように特定のカードに頼るようなデッキに対し有効性が高いため、サイドボードに複数枚潜んでいることも多い。

コンボデッキ側がこれを使われてキーカードを落とされると、その時点で勝負が決まる場合がある。そのためコンボデッキ側は、サイドボードにこれを入れたり(もちろん「頭蓋の摘出」を指定)、キーカードを分散させたり、といった対策が必要になる。

また秘儀であるため、花の神/Hana Kami語られざるもの、忌話図/The Unspeakableで回収し使いまわすことができる。あまり機会はないと思われるが、何かを連繋させることもできる。

  • 勘違いしやすいが、この効果でカードを探すのは頭蓋の摘出のコントローラーである。対象となったプレイヤーではない。
    • 公開する」とテキストに書かれていないので、手札やライブラリーは公開しない。しかし、「探す」と書いてあるので、探すプレイヤーはその時に手札やライブラリーを見ることができる(そうでないと意味がない)。
    • デッキの中身を知られたくない場合は、投了することでそれを回避できる。
  • 何らかの方法(横殴り/Sideswipeなど)で対象が変化しても、カード名を宣言するプレイヤーやカードを探すプレイヤーは変わらない。また、ライブラリーや手札などの非公開情報から特定の条件のカードを探すとき、ルール上「見つからなかった」ことにすることは適正である。
    • よって、自分に跳ね返されても全く関係ないカードを宣言することができるし、何を宣言したかに関係なく手札やライブラリーから何も取り除かないことを選択できる。それどころか、不必要になってしまっているカードを取り除かれてデッキ圧縮されることさえありうる。ただし墓地は公開情報なので、宣言したカードが墓地にあれば取り除かなくてはならない。
  • アングルードLook at Me, I'm the DCIが元ネタ。それをトーナメントで使用できるようにしたものが頭蓋の摘出である。(Card of the Day 06/17/2005参照)

参考

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