裂け岩の扉/Riftstone Portal

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これが[[墓地]]にある時[[土地]]に[[マナ能力]]を与える、[[インカーネーション]]と似た[[能力]]を持つ土地。
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[[墓地]]にある限り[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]している[[土地]]に[[マナ能力]]を与える[[能力]]を持つ土地。[[インカーネーション]]と似たシステムを持つためか、土地としては唯一[[墓石アイコン]]が付いている。
  
これをうまく使えば[[多色]][[デッキ]]も簡単に作れるのだが、あまり使われていない。[[黒]]いデッキで1[[ターン]]目に[[納墓/Entomb]]で落とすというやり方もあったようだが、そもそも黒メインに+緑白という3色デッキが成立しづらかったため、すぐ消えたようだ。
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この能力を上手く活用すれば[[多色デッキ]]も簡単に作れるのだが、[[スタンダード]]ではそれほど使われなかった。墓地に置く手段として[[納墓/Entomb]]が存在したが、同[[環境]]には[[ペインランド]]や[[汚れた土地]]も存在したこと、納墓で墓地に置くことを前提とすると[[マナ基盤]]が不安定になること、単純に[[黒]][[緑白]]という構成の[[デッキ]]が成立しづらかったことなどが要因だったようだ。
  
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[[エターナル]]では、[[土地単]]や[[ドレッジ]]などでサポートとして1〜2枚採用されることもある。[[ギャンブル/Gamble]]や[[直観/Intuition]]、あるいは[[発掘]]などで墓地に置かれる。
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*[[手札]]の[[カード]]を[[捨てる]]ことと[[マナ]]の[[支払う|支払い]]の両方を含む[[コスト]]を支払う際、「コストとして裂け岩の扉を捨て、裂け岩の扉で土地が得た能力からマナを出して残りのコストを支払う」ということはできない。なぜならば[[呪文]]を[[唱える|唱え]]たり能力を[[起動]]したりする手順の中で、マナ能力はコストを支払い始める前にしか起動する機会が無いからである(→{{CR|601.2f}})。
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*[[血染めの月/Blood Moon]]が出ていても、[[緑マナ]]や[[白マナ]]は出せる。血染めの月によって[[山]]になって能力を失うことは[[種類別]]第4種であり、裂け岩の扉の能力でマナ能力を付与することは第6種であるため、山になった後に能力を得る。
 
*[[サイクル]]になっていそうに思えるが、このようなシステムの土地は後にも先にもこれ1枚だけ。緑と白の組み合わせにのみ登場しているのは、これが収録されたのが緑と白の比率が多い[[ジャッジメント]]だから。
 
*[[サイクル]]になっていそうに思えるが、このようなシステムの土地は後にも先にもこれ1枚だけ。緑と白の組み合わせにのみ登場しているのは、これが収録されたのが緑と白の比率が多い[[ジャッジメント]]だから。
*[[手札]][[カード]]を捨てる事と[[マナ]]の支払いの両方を含む[[コスト]]を支払う時に、「コストとして裂け岩の扉を捨て、裂け岩の扉で土地が得た能力からマナを出して残りのコストを支払う」ということはできない。なぜならば[[呪文]]や能力の[[プレイ]]の手順の中で、マナ能力はコストを支払い始める前にしかプレイする機会が無いからである。({{CR|409.1g}})
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*[[血染めの月/Blood Moon]]が出ていても、[[緑マナ]]や[[白マナ]]は出せる。血染めの月の能力は[[種類別|第4種]]の「タイプ変更効果」であり、裂け岩の扉の能力は第5種の一般の効果であるため、必ず「山になった後に能力を得る」事になる。
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==関連カード==
*[[墓石アイコン]]が付いている土地はこれだけである。
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[[ジャッジメント]]の、[[緑白]]用の[[土地]]
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*[[クローサの境界/Krosan Verge]]
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*[[裂け岩の扉/Riftstone Portal]]
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*[[ナントゥーコの僧院/Nantuko Monastery]]
  
 
==参考==
 
==参考==
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*[[墓地にある間に機能する能力を持つカード]]
 
*[[カード個別評価:ジャッジメント]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:ジャッジメント]] - [[アンコモン]]

2019年4月29日 (月) 18:30時点における最新版


Riftstone Portal / 裂け岩の扉
土地

(T):(◇)を加える。
裂け岩の扉があなたの墓地にあるかぎり、あなたがコントロールする土地は「(T):(緑)か(白)を加える。」を持つ。


墓地にある限りコントロールしている土地マナ能力を与える能力を持つ土地。インカーネーションと似たシステムを持つためか、土地としては唯一墓石アイコンが付いている。

この能力を上手く活用すれば多色デッキも簡単に作れるのだが、スタンダードではそれほど使われなかった。墓地に置く手段として納墓/Entombが存在したが、同環境にはペインランド汚れた土地も存在したこと、納墓で墓地に置くことを前提とするとマナ基盤が不安定になること、単純に緑白という構成のデッキが成立しづらかったことなどが要因だったようだ。

エターナルでは、土地単ドレッジなどでサポートとして1〜2枚採用されることもある。ギャンブル/Gamble直観/Intuition、あるいは発掘などで墓地に置かれる。

  • 手札カード捨てることとマナ支払いの両方を含むコストを支払う際、「コストとして裂け岩の扉を捨て、裂け岩の扉で土地が得た能力からマナを出して残りのコストを支払う」ということはできない。なぜならば呪文唱えたり能力を起動したりする手順の中で、マナ能力はコストを支払い始める前にしか起動する機会が無いからである(→CR:601.2f)。
  • 血染めの月/Blood Moonが出ていても、緑マナ白マナは出せる。血染めの月によってになって能力を失うことは種類別第4種であり、裂け岩の扉の能力でマナ能力を付与することは第6種であるため、山になった後に能力を得る。
  • サイクルになっていそうに思えるが、このようなシステムの土地は後にも先にもこれ1枚だけ。緑と白の組み合わせにのみ登場しているのは、これが収録されたのが緑と白の比率が多いジャッジメントだから。

[編集] 関連カード

ジャッジメントの、緑白用の土地

[編集] 参考

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