怨恨/Rancor

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[[ストンピィ]]や[[ジャンク]]などクリーチャー主体の[[デッキ]]に投入されたのはもちろんのこと、[[マナ・コスト]]の[[軽い|軽さ]]とエターナルエンチャントの性質を利用した[[コンボデッキ]]・[[オーランカー]]の[[キーカード]]としても活躍した。
 
[[ストンピィ]]や[[ジャンク]]などクリーチャー主体の[[デッキ]]に投入されたのはもちろんのこと、[[マナ・コスト]]の[[軽い|軽さ]]とエターナルエンチャントの性質を利用した[[コンボデッキ]]・[[オーランカー]]の[[キーカード]]としても活躍した。
  
オーバーパワーなカードと考えられていたが、[[基本セット2013]]にてまさかの再録。ただし[[アンコモン]]に格上げされている。
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オーバーパワーなカードと考えられていたが、[[基本セット2013]]にてまさかの[[再録]]。ただし[[アンコモン]]に格上げされている。
  
*[[トランプル]]+2/+0のどちらかだけにすべきだったのではとよく言われる。デザイン時は(2)(緑)だったのが、印刷ミスで(緑)になったという本当だか嘘だかわからないような話もあった。
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*[[エターナルエンチャント]]なので、本来[[オーラ]]に有効な[[クリーチャー]][[除去]]や[[エンチャント]][[破壊]]が通用しない。対処法としては、[[追放]]、[[打ち消す|打ち消し]]や[[手札破壊]]、[[不正な対象|対象不適正]]による[[立ち消え]]、[[墓地]]に落ちて[[回収]][[能力]]が[[誘発]]したのに[[対応して]][[墓地対策カード|墓地破壊]]、などが挙げられる。
**その後、再録の際に[[Mark Rosewater]]のコラム[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/mm/202]によって取り上げられ、印刷ミスが事実であった事が明かされた(ただし本来のコストは(1)(緑)
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**[[基本セット2013]]内に[[消去/Erase]]や[[トーモッドの墓所/Tormod's Crypt]]などの天敵が目立つのは、このカードの暴走を抑えるための意図的なものだろう。
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*[[トランプル]]+2/+0・エターナルエンチャントのうち、せめてどれか1つは削るべきだったのでは、とよく言われる。「本来([[不特定マナ|2]])([[緑マナ|]])だったのが、[[誤植|印刷ミス]]で(緑)になった」という本当だか嘘だかわからないような噂もあった。
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**[[Mark Rosewater]]のコラム[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/mm/202]によると、本当に印刷ミスだったらしい。本来(1)(緑)だったのに(1)が欠落してしまったとのこと。
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**なお、トランプルだけにしたカードが後に登場([[原初の激情/Primal Frenzy]])したが、さっぱり使われなかった。
 
*実は印刷された英語版のテキストがめちゃくちゃ。"gains +2/+0 and trample"となっているが、[[テンプレート#ルールテキストのテンプレート|テンプレート]]に沿えば"gets +2/+0 and has(当時は"gains") trample"である。
 
*実は印刷された英語版のテキストがめちゃくちゃ。"gains +2/+0 and trample"となっているが、[[テンプレート#ルールテキストのテンプレート|テンプレート]]に沿えば"gets +2/+0 and has(当時は"gains") trample"である。
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*[[コモン]]なのに値段が高いカードの代名詞的存在でもある。カードショップで1枚400円を上回った事もある。歴代の[[レアカード]]とともに、ガラスケースに入って販売されている店もあるほど。
 
*[[コモン]]なのに値段が高いカードの代名詞的存在でもある。カードショップで1枚400円を上回った事もある。歴代の[[レアカード]]とともに、ガラスケースに入って販売されている店もあるほど。
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==
*これを大幅に弱くしたものが[[原初の激情/Primal Frenzy]]である。
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*[[原初の激情/Primal Frenzy]]
 
*修正版は[[角兜/Horned Helm]]。もしくは[[骨断ちの矛槍/Bonesplitter]]。
 
*修正版は[[角兜/Horned Helm]]。もしくは[[骨断ちの矛槍/Bonesplitter]]。
 
===サイクル===
 
===サイクル===
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==参考==
 
==参考==
 
*[[エターナルエンチャント]]
 
*[[エターナルエンチャント]]
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*[[誤植]]
 
*[[カード個別評価:ウルザズ・レガシー]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:ウルザズ・レガシー]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:基本セット2013]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:基本セット2013]] - [[アンコモン]]

2012年7月11日 (水) 18:45時点における版


Rancor / 怨恨 (緑)
エンチャント — オーラ(Aura)

エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは、+2/+0の修整を受けるとともにトランプルを持つ。
怨恨が戦場からいずれかの墓地に置かれたとき、怨恨をオーナーの手札に戻す。


最強のオーラ候補筆頭として名高いエターナルエンチャント。オーラの欠点である「エンチャントされているクリーチャー戦場を離れると、オーラが墓地に置かれてしまう」ことによるディスアドバンテージを克服している上、コスト・パフォーマンスも良好。

ストンピィジャンクなどクリーチャー主体のデッキに投入されたのはもちろんのこと、マナ・コスト軽さとエターナルエンチャントの性質を利用したコンボデッキオーランカーキーカードとしても活躍した。

オーバーパワーなカードと考えられていたが、基本セット2013にてまさかの再録。ただしアンコモンに格上げされている。

  • トランプル・+2/+0・エターナルエンチャントのうち、せめてどれか1つは削るべきだったのでは、とよく言われる。「本来(2)()だったのが、印刷ミスで(緑)になった」という本当だか嘘だかわからないような噂もあった。
    • Mark Rosewaterのコラム[1]によると、本当に印刷ミスだったらしい。本来(1)(緑)だったのに(1)が欠落してしまったとのこと。
    • なお、トランプルだけにしたカードが後に登場(原初の激情/Primal Frenzy)したが、さっぱり使われなかった。
  • 実は印刷された英語版のテキストがめちゃくちゃ。"gains +2/+0 and trample"となっているが、テンプレートに沿えば"gets +2/+0 and has(当時は"gains") trample"である。
  • コモンなのに値段が高いカードの代名詞的存在でもある。カードショップで1枚400円を上回った事もある。歴代のレアカードとともに、ガラスケースに入って販売されている店もあるほど。

関連カード

サイクル

ウルザズ・レガシーエターナルエンチャントサイクル

参考

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