嘘か真か/Fact or Fiction

提供:MTG Wiki

2013年3月20日 (水) 23:49時点における117.55.68.182 (トーク) - whois による版
移動: 案内, 検索

Fact or Fiction / 嘘か真か (3)(青)
インスタント

あなたのライブラリーの一番上からカードを5枚公開する。対戦相手1人はそれらのカードを2つの束に分ける。あなたは一方の束をあなたの手札に加え、もう一方をあなたの墓地に置く。


マジックの歴史上でもかなり強力な部類に入るドロー呪文

他の山分けカードは「自分が2つの束に分け、対戦相手が束を選ぶ」のに対し、このカードだけは「対戦相手が2つの束に分け、自分が束を選ぶ」ため、「5枚の内で一番欲しいカードを手に入れる」「3枚以上のカードを手に入れる」のどちらか好きな方を満たすことができる。

山分けカードの中で唯一、最終的な選択権が自分にあるカードであり、しかも他の山分けカードと比較して使用率が段違いであったため、「相手に選択権のあるカードは弱い」ことの説得力を増す要因として、しばしば挙げられる。

当時のスタンダードでは多くのデッキに使用され、また現在もエターナルでその強さをいかんなく発揮している。

ルール

「強力なドロー呪文」と言われがちだが、「カードを引く」というルール文章ではないため、厳密には「ドロー呪文」ではない。例えば地獄界の夢/Underworld Dreams誘発しない。

選ばれなかった方のカードはライブラリーから直接墓地に置かれる。そのため、例えばガイアの祝福/Gaea's Blessingの能力が誘発する。

その他

これを使った相手に5枚引かれてしまうことを俗に「Fact」と言う。Magic Online上の操作ミスによりインビテーショナルで起こったこともある。 (ただし、プレイングの一環として、5対0に分けることもあり得る。例えば、血の誓い/Blood Oath突然の衝撃/Sudden Impactの威力を上げるためなど。→参考1参考2

  • うそまこ」「ファクト」「FF」などの略称で呼ばれている。英語圏ではFoF(フォフ)などと呼ばれる。
  • インベイジョンの他の山分けカードがレアの中、このカードだけは唯一アンコモンZvi Mowshowitzによる以下のコメントも踏まえれば、揃えてレアにするべきだっただろう。
    • インベイジョンが発売される前、公開されたこのカードを見たZvi Mowshowitzは「このカードは強力すぎて、とても現実のものとは思えない。もし自分の目で確かめていなかったら、わたしは嘘だと言っていただろう。ほとんどすべてのデッキに入る、と言ってもいいくらい狂っている」と述べている。
  • ジェイスvsチャンドラMatt Cavottaによる新規イラスト再録された。描かれている人物はジェイス・ベレレン/Jace Belerenである。

2002年1月1日より、Type1(現ヴィンテージ)で制限カードType1.5禁止カードに指定されるが、2004年9月20日よりType1.5から移行したレガシーでは禁止されず、2011年10月1日、ヴィンテージでも制限解除。

関連カード

参考

QR Code.gif