Chun-Li, Countless Kicks
提供:MTG Wiki
*
Chun-Li, Countless Kicks (1)(白)(青)伝説のクリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier)
多重キッカー(白/青)
Chun-Liが戦場に出たとき、あなたの墓地のインスタント・カード最大X枚を対象とし、それらを追放する。XはChun-Liがキッカーされた回数に等しい。それらの上にそれぞれkickカウンターを1個置く。
Lightning Kick ─ Chun-Liが攻撃するたび、追放されていてあなたがオーナーでありkickカウンターが置かれている各カードをコピーする。あなたはそれらのコピーを唱えてもよい。
アーティスト:Martina Fačková
ゲーム「ストリートファイター」シリーズとコラボレーションしたユニバースビヨンド。
百裂脚などの連続キックを得意技とする春麗の格闘スタイルを多重キッカーを用いて再現している。
多重キッカーなのでKickカウンターを乗せられるのは唱えた時に限定されるが、一度乗せてしまえば攻撃ごとにそれら全てが同時に誘発する。3マナ3/3と多色かつ伝説のクリーチャーとしてはマナレシオは今ひとつだが、パンプアップを追放しておくなどすれば実質的なP/Tはかなり高くなり、インスタントであればマナ総量なども関係無いため、選んだ呪文によっては莫大なアドバンテージを得られる。
短所はまず、前述の通りマナレシオが平凡なため、出た直後に除去されてしまうと何も出来ず落とされてしまう点。また攻撃誘発であることから、ブロッカーに立たれていると討ち取られてしまうケースも増え(この点についてはパンプアップや破壊不能などを付与する呪文を追放しておくことで解決できるが)、なんらかの手段で速攻を与えなければ奇襲性も薄く、呪文によっては全く無意味なタイミングで誘発させられることから、特に青が本来得意とする打ち消しとの相性の悪さも目立つ。全体的にはコントロール向けの色の組み合わせかつ能力ではあるものの、これが採用できるフォーマットでは優秀な追放除去なども豊富なため、依存しすぎると割と容易に瓦解してしまう。
統率者戦においては、サーチ能力を持たないためコンボデッキの統率者としては不安が残るものの相性が良い。対処されても再び統率者領域から唱え直せ、その度に重くなるが当然多重キッカーも追加で利用可能。ハイランダーである統率者戦では呪文の使い回しも重要で、総じてルールに合致した性能を持つ。
- 「Lightning Kick(百裂脚)」は原作における春麗の必殺技。キックボタン連打で発動し、前方に無数の蹴りを放つ。
- ファイレクシア:完全なる統一のセット・ブースターのザ・リストよりマジック・バージョンが出現する。マジック・バージョンの互換の名前は「Zethi Arcane Blademaster」。
ルール
- Lightning Kickのルールについては「解決中に呪文を唱える」も参照。
- コストは通常通り支払う必要がある。
- kickカウンターはどのChun-Liによって置かれたのかを問わない。そのChun-Liの能力によって追放されなかったカードでも、kickカウンターが置かれていればコピーが生成される。
参考
- カード個別評価:プロモーショナル・カード、特殊カード#Secret Lair x Street Fighter
- Secret Lair Drop Series: Secret Lair x Street Fighter