王国焦がしのヘルカイト/Realm-Scorcher Hellkite
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クリーチャー — ドラゴン(Dragon)
協約（この呪文を唱えるに際し、アーティファクトやエンチャントやトークンのうち１つを生け贄に捧げてもよい。）
飛行、速攻
王国焦がしのヘルカイトが戦場に出たとき、これが協約されていた場合、望む色の組み合わせのマナ４点を加える。
(１)(赤)：１つを対象とする。王国焦がしのヘルカイトはそれに１点のダメージを与える。
協約で任意の色の組み合わせで4マナを生み出せるドラゴン。シヴのヘルカイト/Shivan Hellkiteと同様に赤マナ含む2マナで任意の対象に火力も飛ばせる。
とりあえず素の状態でも6マナ4/6の飛行・速攻で火山のドラゴン/Volcanic Dragonの上位互換。打点がやや控えめに見えるが、協約で出すと火力を2回飛ばせるので、瞬間的には6点分を削り取れる。もちろん出たマナは別の呪文や起動型能力のコストとして使ってもよく、生き残れば次のターンからも小回りのきく火力を繰り返し放てる。盤面に残り続ければ数ターンのうちには勝利をもたらしてくれるだろう。
特にリミテッドではフィニッシャーとして十分な性能。仮にフライヤーに立ちはだかられていても、火力で焼いてしまえばボード・アドバンテージを獲得しつつ殴りかかることができ、圧倒的な制圧力を発揮してくれるボムレアの一角。
構築では除去耐性を持たない6マナというのが難。即座に除去を食らってしまうと沈黙しやすい。タフネスはそれなりに高いので火力やマイナス修整には強いが、白や黒相手は予め避雷針で除去を引きつけておき、枯渇させてから満を持してフィニッシャーとして出すといったプレイングが重要。
スタンダードでは大釜デッキに採用される。アガサの魂の大釜/Agatha's Soul Cauldronで追放して能力を与え、無限マナを無限ダメージに変換するのが仕事である。すなわち戦場に出ることはなく、マナ基盤も素出しを想定していない。
ルール
- 協約されていた場合のETB能力は、マナ能力でない誘発型能力。通常通りスタックに乗る。
- あなたのマナ源がフルタップなら、この能力が解決されマナが加えられるまでは火力を起動できない。その隙にインスタント・タイミングで王国焦がしのヘルカイトが除去され、せっかく出てきた4マナが使い道を失うという危険もある。
