儀式の大魔導師、イナーラ/Inalla, Archmage Ritualist
提供:MTG Wiki
伝説のクリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
威光 ― 他のトークンでないウィザード(Wizard)が1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、儀式の大魔導師、イナーラが統率領域か戦場にある場合、あなたは(1)を支払ってもよい。そうしたなら、そのウィザードのコピーであるトークンを1体生成する。そのトークンは速攻を得る。次の終了ステップの開始時に、それを追放する。
あなたがコントロールするアンタップ状態のウィザード5体をタップする:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは7点のライフを失う。
ウィザードが戦場に出るとそのコピートークンを生成する誘発型能力と、ウィザードを使ったタップ・アウトレットでライフロスの起動型能力を持つ。
タイプ的デッキでは下僕の反射鏡/Minion Reflectorや炎影の妖術/Flameshadow Conjuringによく似た能力になるが、統率者に据えれば威光によってゲーム開始時から使うことができるのは大きな強み。また、それらに比べてコストが不特定1マナと支払いやすくなっている。コピーは終了ステップには追放されるので、ETB能力やタップ能力、自身を生け贄に捧げる能力などを持つクリーチャーと組み合わせ、アドバンテージの獲得を狙うのがベターか。ウィザードにはそういった能力を持つカードが多いのは追い風であり、その名の通り大魔術師サイクルなどは相性が良い。
ライフロスは起動コストがウィザード5体とハードルが高めだが、サイズや回避能力の面で戦闘が得意とは言いがたいウィザードにとって有用なフィニッシュ手段。誘発型能力でコピーしたトークンをコストに充てるのも良いだろう。
- 統率者戦において、ワンダーワインの預言者/Wanderwine Prophetsとは、統率者を戦場に出さずとも一枚でコンボが成立する。ワンダーワインの預言者/Wanderwine Prophetsの項を参照。
関連カード
サイクル
統率者2017の、威光を持つ伝説のクリーチャーサイクル。いずれも神話レア。統率領域か戦場にいる場合、自身のクリーチャー・タイプに恩恵を与える威光能力を持つ。
- 世界の咆哮、アラーボ/Arahbo, Roar of the World(緑白、猫)
- 儀式の大魔導師、イナーラ/Inalla, Archmage Ritualist(青黒赤、ウィザード)
- エドガー・マルコフ/Edgar Markov(赤白黒、吸血鬼)
- 始祖ドラゴン/The Ur-Dragon(白青黒赤緑、ドラゴン)