発生の根本原理/Genesis Ultimatum
提供:MTG Wiki
ソーサリー
あなたのライブラリーの一番上からカードを5枚見る。その中から望む枚数のパーマネント・カードを戦場に出し、残りをあなたの手札に加える。発生の根本原理を追放する。
各トライオーム/Triomeに存在する根本原理サイクルの1枚。ケトリア/Ketriaの根本原理は、起源の波/Genesis Waveのような豪快なパーマネント展開を行うソーサリー。
パーマネント・カードであればマナ・コストやカード・タイプの制限がなく、戦場に出すかどうかも任意で決められる。ペナルティ能力や出来事を持つため戦場に出したくないパーマネントは手札に加えることができる融通性の高さが魅力。また、この手の呪文ではハズレ枠としてライブラリーの一番下に戻されることが多い非パーマネント呪文も手札に加えることができると、至れり尽くせりである。特に、すぐに戦場へ影響を及ぼせるETB能力持ちや、プレインズウォーカーが出せれば心強い。
効果は非常に強力なものの多少の不安定さがあり、土地が5枚増えるだけとなる場合もある。占術などライブラリー操作で補助ができるとよいが、これ自体が重いために少し厳しいか。
登場時のスタンダードでは色も合致し発現する浅瀬/Risen Reefや乱動の座、オムナス/Omnath, Locus of the Roilなど強力なETB能力持ちが揃うティムール・エレメンタルに採用された。色も一致する裏切りの工作員/Agent of Treacheryはスタンダードで禁止カードとなってしまったが、基本セット2021では出せれば単純に強い精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragonや、クリーチャーが複数めくれればそのままフィニッシュも可能な峰の恐怖/Terror of the Peaksが登場し、これらと組み合わせたランプデッキが試された。本格的に活躍したのはゼンディカーの夜明け期からで、オムナス・ランプにて投入された。オムナス禁止後もこのカードをフィニッシャーに据えた青赤緑のランプデッキが一定の存在感を示している。
関連カード
サイクル
イコリア:巨獣の棲処の根本原理サイクル。各トライオーム/Triomeに対応した楔3色のソーサリーで、マナ・コストは(M)(M)(N)(N)(N)(O)(O)。稀少度はレア。
- 破滅の根本原理/Ruinous Ultimatum(赤白黒)
- 発生の根本原理/Genesis Ultimatum(緑青赤)
- 奇妙な根本原理/Eerie Ultimatum(白黒緑)
- 見事な根本原理/Inspired Ultimatum(青赤白)
- 出現の根本原理/Emergent Ultimatum(黒緑青)
アラーラの断片の根本原理サイクル。各断片/Shardに対応した弧3色のソーサリーで、マナ・コストは(M)(M)(N)(N)(N)(O)(O)。稀少度はレア。
- 朗々たる根本原理/Clarion Ultimatum(緑白青)
- 輝く根本原理/Brilliant Ultimatum(白青黒)
- 残酷な根本原理/Cruel Ultimatum(青黒赤)
- 暴力的な根本原理/Violent Ultimatum(黒赤緑)
- タイタンの根本原理/Titanic Ultimatum(赤緑白)