毒素の分析/Toxin Analysis

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クリーチャー1体に接死と絆魂を付与して調査するインスタント。

間接的なキャントリップであり、接死を用いたコンバット・トリックでありながらカード・アドバンテージを失いづらいのは魅力。リミテッドではライフ・アドバンテージの価値も構築より増すし、手掛かり・シナジーを狙う場合にも1マナで手掛かりを得られるのは優秀。例によって先制攻撃と相性が良いほか、ティム系クリーチャーとの組み合わせ（接死ティム）などといった利用法も。

構築の場合、登場時のスタンダードにはより直接的なキャントリップとしてお前はもう死んでいる/You Are Already Dead、報復したミラディン/Mirrodin Avengedも存在。破壊したいクリーチャーを対象に取るので呪禁や護法に弱い、ライフを得られないといった短所もあるが、カード・アドバンテージの補填に追加のマナがいらないのはマナの価値が高まる構築では重要。こちらを採用する場合は手掛かりを生成する手段のついでに交換に持ち込める点を重視すべきだろう。1マナで手掛かりを得られるのは、過去のカード・セットに範囲を広げても黒ではこれのみ。

コモンなのでパウパーでも使用可能。墓所のネズミ/Crypt Ratsと組み合わせることで全体除去コンボを形成するため、カルニブラック等の黒コントロールで用いられる。また、親和デッキでは同様の役割をクラーク族のシャーマン/Krark-Clan Shamanで行え、手掛かりを起動コストに充てることができるため相性がいい。さらに、自陣の刷新された使い魔/Refurbished Familiarやクリーチャー化した橋は残せて、のたうつ蛹/Writhing Chrysalisのような厄介なパンプアップ能力を持つ地上クリーチャーを接死によって対処可能であるため、モダンホライゾン3以降に盛んに採用されるようになった。

参考

• カード個別評価：カルロフ邸殺人事件 - コモン