強き者の優位/Favor of the Mighty
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すべての色のプロテクションを一番重いクリーチャーにつける全体エンチャント。その結果として、そのクリーチャーは除去耐性が上がり戦闘でも大活躍することが期待できる。
問題は対戦相手が一番重いクリーチャーをコントロールしていた場合、そちらの方が強化されてしまうことである。従ってこのエンチャントは自分が重いクリーチャーを使用することを前提にしなければならないが、重いクリーチャーばかりの強いデッキを作るのは困難であるため、このエンチャントの有効活用はそれだけ難しいといえる。
重いクリーチャーを主力にしたデッキならば構築で投入の可能性がある。10版とローウィンのいる環境では白金の天使/Platinum Angelと組み合わせて使われていた。相手がノンクリーチャーデッキなら相手に逆用されることはなくなるのでサイドボードからの投入もあり得る。
リミテッドではサイドボードからの投入をメインに考えていく事になる。早い段階で貼ってしまうと展開次第で自分の首を絞めかねないため、使いどころを考えよう。
- プロテクションがつけば無色以外の対象に取られなくなるので、その場しのぎの人形/Makeshift Mannequinで重いクリーチャーを墓地から引っ張り上げるというコンボが有望かもしれない。
関連カード
サイクル
ローウィンのテーマとなったクリーチャー・タイプを持つ同族・エンチャントのサイクル。各クリーチャー・タイプに関連した能力を持つ。
- ボガートの悪ふざけ/Boggart Shenanigans(ゴブリン)
- フェアリーの嘲り/Faerie Tauntings(フェアリー)
- 強き者の優位/Favor of the Mighty(巨人)
- 木化/Lignify(ツリーフォーク)
- メロウの交易/Merrow Commerce(マーフォーク)
- 民兵団の誇り/Militia's Pride(キスキン)
- 麗しき者の勇気/Prowess of the Fair(エルフ)
- 炎族の反乱/Rebellion of the Flamekin(エレメンタル)
- 猛牛の目/Eyes of the Wisent(エレメンタル)
- 雄鹿の蹄の跡/Hoofprints of the Stag(エレメンタル)