断片の収斂/Shard Convergence
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サーチした土地をプレイしていけば、4ターン後には緑以外の4色4マナの生産力が確保できる。版図のサポートとして使えるので、それらを多用した5色デッキへの採用が考えられる。
4マナで最大3枚のハンド・アドバンテージを稼ぐことが可能であるが、同じ緑4マナでハンド・アドバンテージ2枚の地平の探求/Seek the Horizonや調和/Harmonizeと比べると、破格の性能と言えるだろう。デッキ圧縮としての効果も期待できるので、5色で無くとも基本土地を各種タッチで仕込んで使うという利用法も考えられる。
ただ、効率が良い一方で手札に増えるのは土地ばかりである。この点は桜族の斥候/Sakura-Tribe Scoutなどの能力で展開を速めたり、渦まく知識/Brainstormなどで他のカードと入れ替えて緩和することも考えられるし、突撃の地鳴り/Seismic Assaultや回顧などのコストにしてもよい。
基本土地に限定されないため、環境次第ではショックランドやデュアルランドもサーチできるので汎用性が上がる。
- 序盤のマナ加速を兼ねていたインスタントの砕土/Harrowとは、同じドメイン向けカードでありながら使い勝手が大きく異なる。
- 森以外をサーチする効果は遥か見/Farseekに通じるものがある。
- ガイアの均衡/Gaea's Balanceとの比較は興味深い。
ストーリー
断片の収斂/Shard Convergenceは、衝合/Confluxに際して断片/Shard同士が収束していく現象を、ナヤ/Nayaの術者の視点から描いている(イラスト)。観察者がナヤにいるので、森を除いたその他4断片の土地がサーチできるデザインなのだろう。(→The Vorthos Awards: Conflux Edition参照)