怒りの母、ダスカナ/Duskana, the Rage Mother
提供:MTG Wiki
伝説のクリーチャー — 熊(Bear)
怒りの母、ダスカナが戦場に出たとき、あなたがコントロールしていて基本のパワーとタフネスが2/2であるクリーチャー1体につき1枚のカードを引く。
あなたがコントロールしていて基本のパワーとタフネスが2/2であるクリーチャー1体が攻撃するたび、ターン終了時まで、それは+3/+3の修整を受ける。
完璧な偽装/Deadly Disguiseのサブ統率者。基本のパワーとタフネスが2/2(熊)であるクリーチャーとシナジーを持つ伝説の熊。
該当クリーチャーは攻撃時には全てこれと同じ5/5にまで膨れる事になる。大量のドローとクロックの加速の両立を発揮させる為には、2/2を戦場に多数展開していく事になる。熊がテーマとはいえ別にクリーチャー・タイプまで熊である必要はなく、2/2トークンが多い狼や騎士、裏向きなどの大量生成でも成立する。
ただ常時パンプアップしてくれるわけではないので、デッキを2/2で固め過ぎると全体火力やマイナス修整に極度に弱い盤面になりやすい。失いたくない2/2クリーチャーには別途なにがしかの修整を施してやってもシナジーは阻害しないで済む。2/2でないクリーチャーも採用はしておいて、必要時にだけ鏡の精体/Mirror Entityや熊の中の王、クードー/Kudo, King Among Bearsで全て2/2に変えてしまうといった荒業も可能。
- 能力は基本のパワーとタフネスを参照する。継続的効果の種類別における第7種bまでを適用し、その後の効果を無視した値を参照する(CR:208.4b)。
- 栄光の頌歌/Glorious Anthemがある状態でも灰色熊/Grizzly Bearsの基本のパワーとタフネスは2/2であり、怒りの母、ダスカナの能力によって参照される。
- +1/+1カウンターが2個置かれたキヅタの精霊/Ivy Elementalの基本のパワーとタフネスは0/0であり、怒りの母、ダスカナの能力によって参照されない。
- ガチョウの母/The Goose Motherと相性が良く、4/4で出す→次のターンにこれでドローしつつ7/7で攻撃できる。色が増えるため統率者に使えないのは難点だが、狙う価値はある。
[編集] 関連カード
カルロフ邸殺人事件統率者デッキのサブ統率者サイクル。各構築済みデッキにフォイル仕様で封入されている。稀少度は神話レア。
- 怒りの母、ダスカナ/Duskana, the Rage Mother(赤緑白)
- 深海の調査員、モルヴォ/Marvo, Deep Operative(青黒)
- 嗅ぎ回る探偵、ソフィア/Sophia, Dogged Detective(緑白青)
- 光輝の調停者、フェザー/Feather, Radiant Arbiter(赤白)
[編集] ストーリー
ダスカナ/Duskanaはラヴニカ/Ravnicaに棲息する熊。雌(イラスト)。
ヤラス/Yarusの召喚儀式が失敗した後、初めて瓦礫帯/The Rubblebeltを彷徨っているところを目撃されたダスカナは、明らかに普通の熊ではない。神出鬼没な彼女の能力については、多数の噂がある。彼女の姿を見た者はしばしば獣のような怒りに駆られ、破壊的な行動に出る。グルール一族/The Gruul Clansの予言に存在する、古き神々の台頭を告げる"蒼白の熊/pale bear"ではないかと推測する者もいる。彼女は常に3匹の子熊を連れており、それらを獰猛に守っている。
- 登場記事・登場作品