薄暮の聖人、エレンダ/Elenda, Saint of Dusk
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伝説のクリーチャー — 吸血鬼(Vampire) 騎士(Knight)
絆魂、インスタントからの呪禁
あなたのライフ総量があなたの初期ライフ総量よりも多いかぎり、これは+1/+1の修整を受け威迫を持つ。あなたのライフ総量があなたの初期ライフ総量よりも10点以上多いかぎり、これは、追加で+5/+5の修整を受ける。
あなたのライフ総量が初期ライフ総量より多くなれば強化される伝説の吸血鬼・騎士。
とりあえず素の状態で多色カードとはいえ4マナ4/4絆魂、インスタントからの呪禁を備えておりコスト・パフォーマンスは高め。1点でも初期ライフよりも多くのライフがあれば5/5になり威迫も追加され、10点以上多くなれば10/10という洒落にならないファッティと化す。本人の絆魂でライフをコンスタントに得られるので、最大限の強化も現実的な範疇であり、最大まで膨れ上がった後は攻撃していくだけでも大きく回復していくので維持も容易。単独でも優秀な性能を持つこともあって、構築でも登場直後の時点から白黒ビートダウンを中心として採用が見られる。
リミテッドではもちろん強力。単に出た直後に除去を食らって出落ちに終わりづらい中堅クリーチャーとしての性能も頼もしい。頭でっかちが多い環境柄回避能力のない段階では些か物足りないが、コモンの癒し手の鷹/Healer's Hawkでコツコツ殴ったり猫を集める者/Cat Collectorあたりで食物を確保できていたりすれば威迫を得るのは難しくなく、ブースター・ドラフトなら安いコモンの居合刀/Quick-Draw Katanaあたりを拾っておくだけでサポートになる。白黒に割り振られたライフゲインのアーキタイプに合致した性能だが、クロックとして一度機能し始めればダメージレースが格段に有利になる優秀なレアであり、白赤以外ならタッチ運用の価値がある。
- あなたのライフ総量が変動することで、エレンダのタフネスが変化してそれまで致死ダメージでなかったダメージが致死ダメージとなって破壊される場合があるので特に防御プレイヤーである戦闘の際は注意。
- インスタントからの呪禁はインスタントが発生源である能力の対象にもならない。例としてフェイ花のいたずら/Faebloom Trickの再帰誘発型能力の対象にならない。
関連カード
- 薄暮薔薇、エレンダ/Elenda, the Dusk Rose
- エレンダとアゾール/Elenda and Azor
- 薄暮の聖人、エレンダ/Elenda, Saint of Dusk
- 聖エレンダ/Saint Elenda(Arena限定カード)
ストーリー
エレンダ/Elendaはイクサラン/Ixalanの吸血鬼/Vampire。
詳細はエレンダ/Elendaを参照。