エフラヴァのジェディット・オジャネン/Jedit Ojanen of Efrava
提供:MTG Wiki
伝説のクリーチャー — 猫(Cat) 戦士(Warrior)
森渡り(このクリーチャーは、防御プレイヤーが森(Forest)をコントロールしているかぎりブロックされない。)
エフラヴァのジェディット・オジャネンが攻撃かブロックするたび、森渡りを持つ緑の2/2の猫(Cat)・戦士(Warrior)クリーチャー・トークンを1体生成する。
ジェディット・オジャネン/Jedit Ojanenが異なる歴史を辿った伝説のクリーチャー。もっとも、同サイクルの他のカードと違い、能力に全く関連がない。元がバニラなので仕方ないのだが。色もどちらかと言うとこちらの方がより適切で、サイクルの他のカードとはイメージが全く違っている。
戦闘に参加するたび猫族の戦士/Cat Warriors相当のクリーチャー・トークンを1体生成するので、戦闘で相討ちを取られてもアドバンテージを得られる。また、タフネス5のため火力では死ににくく、巨大化/Giant Growthなどのコンバット・トリックを有する緑相手には森渡りのためブロックされない。リミテッドでは非常に強力なエンドカードである。
構築環境でも、スタンダードや時のらせんブロック構築なら十分に実用的。お供のトークンごとブロックされなければ、3ターンでゲームを終了させる強烈な打撃力を持つため、緑混じりのデッキやコントロールデッキ相手の場合、これ1枚でゲームが終了する。
火力以外への除去耐性が薄いため、エクステンデッド以下のフォーマットでは決定力不足。リアニメイトするほどの性能ではなく、さらに同コストに悪辣な精霊シルヴォス/Silvos, Rogue Elementalなどのより強力なクリーチャーがいるため、採用されることは無いだろう。
- 初出時のクリーチャー・タイプは猫・戦士・ロードであったが、2007年9月サブタイプ変更で猫・戦士に変更された(ロードは廃止)。
- ヤヴィマヤのドライアド/Yavimaya Dryadはいいお供。
- Magic Onlineでの猫・戦士トークンのイラストは、発売当時は暗影のボブキャット/Penumbra Bobcatによって生成される猫トークンのイラストが流用されていたが、オリジナルのイラストも用意されている[1]。統率者2017ではトークン・カードとしてカード化され、実物を入手できるようになった[2]。
- 日本語名はプレインズウォーカー、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, Planeswalkerと並び17文字とかなり長く、キイェルドーの背信者、ヴァーチャイルド/Varchild, Betrayer of Kjeldor(18文字)が登場するまで1位タイをキープしていた。(参考:各種カードランキング)
関連カード
- ジェディット・オジャネン/Jedit Ojanen
- エフラヴァのジェディット・オジャネン/Jedit Ojanen of Efrava
- 傭兵、ジェディット・オジャネン/Jedit Ojanen, Mercenary
サイクル
次元の混乱の各色の伝説のクリーチャーのサイクル。いずれも過去に存在した伝説のクリーチャーが異なる歴史を辿ったものとしてリメイクされている。
- 隆盛なる勇士クロウヴァクス/Crovax, Ascendant Hero
- 妖術の達人ブレイズ/Braids, Conjurer Adept
- 呪われたミリー/Mirri the Cursed
- 憤怒の天使アクローマ/Akroma, Angel of Fury
- エフラヴァのジェディット・オジャネン/Jedit Ojanen of Efrava
脚注
- ↑ Planar Chaos Token Art 1 - Wayback Machine(2007年3月17日アーカイブ分)Daily MTG
- ↑ The Tokens of Commander (2017 Edition) - Wayback Machine(2017年8月14日アーカイブ分)WotC