清掃人の才能/Scavenger's Talent
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エンチャント — クラス(Class)
（次のレベルになることはソーサリーとして行う。そのレベルの能力を得る。）
あなたがコントロールしている１体以上のクリーチャーが死亡するたび、食物(Food)トークン１つを生成する。この能力は、毎ターン１回しか誘発しない。
(１)(黒)：レベル２
あなたがパーマネント１つを生け贄に捧げるたび、プレイヤー１人を対象とする。そのプレイヤーはカード２枚を切削する。
(２)(黒)：レベル３
あなたの終了ステップの開始時に、あなたは土地でもこれでもないパーマネント３つを生け贄に捧げてもよい。そうしたなら、あなたの墓地にあるクリーチャー・カード１枚を最終(finality)カウンター１個が置かれた状態で戦場に戻す。
清掃人の才能を得るクラス・エンチャント。レベル1は1ターンに1回だけ自分のクリーチャーが死亡すると食物・トークンを得られる。
レベル2ではパーマネントを生け贄に捧げると切削が誘発するようになる。レベル1で得られる食物と相性が良いが、戦場には一切影響を及ぼさないし枚数も少なめ。黒が得意とするリアニメイトなど、自分に撃ち込んで墓地利用に繋いだり、根絶/Extirpateのように墓地を経由して対戦相手に痛手を負わせるカードと併用するのが基本。回数制限は無いので、大量に生け贄を捧げるコンボが見つかるのであればライブラリーアウトを狙うことも出来ない訳ではない。
レベル3では自分の終了ステップに、これ自身や土地以外のパーマネント3つと引き換えにリアニメイトを行えるようになる。1ターンに1回、かつ最終カウンターが乗るので更なる使い回しは出来ないが、レベル1で得た食物を下地にしてレベル2で墓地に落としたクリーチャーをリアニメイトする流れに出来れば理想的。もちろんこの生け贄でもレベル2の誘発型能力が誘発するため、合計6枚分の切削に繋ぐことが可能。
リミテッドではクリーチャー同士の殴り合いが多発する。序盤に張れれば戦闘や除去で死んだクリーチャーを間接的にライフに変換できるので、ダメージレースで有利に立ちやすくなる。レベル3のリアニメイトももちろん優秀。終盤にはそこにいるだけになりがちな小型クリーチャーも無駄にならないし、新生のお陰でパーマネントを比較的並べやすいカード・セットなのも嬉しい。レベル2はやや腐る心配もあるが、レベル3まで行くと1ターンごとに6枚の切削となり、ライブラリーの枚数が少ないリミテッドでは意外と馬鹿にならない破壊力となる。もちろん自身に撃ちこみ、リアニメイト先を探したり給餌やスレッショルドの下準備を整えるのもよし。
- レベル3の能力でリアニメイトするクリーチャーは解決時に選ぶ。あなたがパーマネントを生け贄に捧げてからクリーチャーを戦場に戻すまでにプレイヤーが優先権を得ることは無い。
- レベル3の能力で生け贄に捧げて墓地に置かれたクリーチャー・カードをそのままリアニメイトするのは適正である。
- 清掃人/scavengerとあるが、カードのデザインやリスフォークのフレイバーからすると生物の死骸の分解の最終段階を担当する意味でのscavengerだろう。
関連カード
サイクル
- 世話人の才能/Caretaker's Talent
- 嵐追いの才能/Stormchaser's Talent
- 清掃人の才能/Scavenger's Talent
- 美術家の才能/Artist's Talent
- 亭主の才能/Innkeeper's Talent
