仕組まれた疫病/Engineered Plague
提供:MTG Wiki
Engineered Plague / 仕組まれた疫病 (2)(黒)
エンチャント
エンチャント
仕組まれた疫病が戦場に出るに際し、クリーチャー・タイプを1つ選ぶ。
選ばれたタイプのクリーチャーは、-1/-1の修整を受ける。
対タイプ的デッキ用エンチャント。選んだクリーチャー・タイプのクリーチャーを弱体化させる。
小型の多いエルフデッキやゴブリンデッキには痛烈。2枚以上出された日には即投了もの。2007年9月などのオラクル更新で多くのクリーチャーのサブタイプが整理され、複数のクリーチャー・タイプを持つものも増えたため、普通のウィニーにも強烈に効きやすくなった。
現在ほどにはクリーチャー・タイプが整理されていなかったスタンダード当時でも、クリーチャー・タイプを1つも持たないクリーチャーはアーティファクト・クリーチャーくらいだったため、タフネス1のクリーチャーを1種類は封殺するという最低限の効果は期待できた。とりあえず1対1交換、吐き気/Nauseaぐらいの仕事は望めるわけだ。
ルーンの母/Mother of Runesや真の名の宿敵/True-Name Nemesisなど、タフネスは低いものの強力なクリーチャーは少なくない。サイドボードにも良いかもしれない。
ウルザ・ブロック期であればクレリックが積まれた白シャドーウィニーやトリニティのエルフなどに、第7版再録時では日を浴びるルートワラ/Basking Rootwallaやマーフォークの物あさり/Merfolk Looterなどに効果を発揮した。
- モダンホライゾンでは、このカードを内蔵したクリーチャーである疫病を仕組むもの/Plague Engineerが登場。マナ・コストはそのままに2/2接死の本体性能を得て、対戦相手のクリーチャーにしか影響しない。
- 大量展開されるトークンは1/1のものが多いため、トークン生成カードへの対策手段にもなる。第7版当時はリス対立のリスの巣/Squirrel Nestやトレンチのゴブリンの塹壕/Goblin Trenchesへの対策カードとなった。
- トライバル・ウォーズでは最初から禁止カードとなっている。タイプ的デッキにとって致命的なので当然である。
- タフネス1を封殺するという点では、魂の裏切りの夜/Night of Souls' Betrayalという選択肢もある。しかし、それより1マナ軽いのは大きく、また、2枚目を引いたらタフネス2をも封殺することも可能なので、無駄になりにくい。
- これが戦場に出ている状態でタフネス1のクリーチャーを戦場に出した場合でも、ETB・PIG能力はきちんとスタックに乗ることに注意。タフネスが0以下のクリーチャーが状況起因処理で墓地に置かれるのは、戦場に出てからであるため。
- 特に白ウィニーなどは、よくよく見ると一番効くのが人間指定だったりすることも。使用者のメタゲーム技量が問われるカードである。