知識の徳目/Virtue of Knowledge
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エンチャント
パーマネント1つが戦場に出たことによりあなたがコントロールしているパーマネントの誘発型能力1つが誘発するなら、その能力は追加でもう1回誘発する。
Vantress Visions / ヴァントレスの幻視 (1)(青)インスタント — 出来事(Adventure)
あなたがコントロールしていて起動型や誘発型である能力1つを対象とする。それをコピーする。そのコピーの新しい対象を選んでもよい。
ヴァントレス/Vantressの徳目は、パーマネントが戦場に出ることによる誘発型能力を追加誘発させるエンチャント。出来事はスタック上にあるあなたの能力をコピーする当事者カード。
出来事はスタック上の任意の能力をコピーできるインスタントとしてはエルドレインの森時点で最軽量であり、ストリオン共鳴体/Strionic Resonatorやブライトハースの指輪/Rings of Brighthearthのように事前に戦場に出さなくてもよい分奇襲性もある。単純に本体の廉価版感覚として使えるほか、フェッチランドをコピーしてマナ加速することで本体を出すために貢献することも可能。
本体はパンハモニコン/Panharmoniconと同様コンボパーツとして優秀である。しかし同マナ域には対戦相手への妨害能力と高タフネスのブロッカーも兼ね備えた機械の母、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Mother of Machinesの存在がネック。上記の出来事や、色、カード・タイプの違いなどで差別化を図りたい。
リミテッドでは協約のおかげでコピー対象は割と豊富。縮小術の魔女/Diminisher Witchや執拗な秘本探し/Tenacious Tomeseekerなどで優位に立てるだろう。序盤貢献し難いカードなので出来事は進化する未開地/Evolving Wildsなどの起動型能力をコピーしてマナ加速できることを忘れないようにしたい。
- 誘発を増やす能力のルールに関してはパンハモニコン/Panharmonicon#ルールを参照。
- 本体は「能力が追加で誘発する」が出来事は「誘発した能力をコピーする」。誘発した能力がモードを持つ場合コピー元と違うモードは選べない。
関連カード
サイクル
エルドレインの森の5つの宮廷の徳目サイクル。当事者カードであるエンチャントで、いずれも神話レア。
- 忠義の徳目/Virtue of Loyalty - アーデンベイルの忠義/Ardenvale Fealty
- 知識の徳目/Virtue of Knowledge - ヴァントレスの幻視/Vantress Visions
- 執念の徳目/Virtue of Persistence - ロークスワインの嘲笑/Locthwain Scorn
- 勇気の徳目/Virtue of Courage - エンバレスの猛火/Embereth Blaze
- 強靭の徳目/Virtue of Strength - ギャレンブリグの成長/Garenbrig Growth