レンと七番/Wrenn and Seven
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伝説のプレインズウォーカー — レン(Wrenn)
[+1]:あなたのライブラリーの一番上にあるカード4枚を公開する。これにより公開されたすべての土地カードをあなたの手札に加え、残りをあなたの墓地に置く。
[0]:あなたの手札にある望む枚数の土地カードをタップ状態で戦場に出す。
[-3]:到達と「このクリーチャーのパワーとタフネスはそれぞれ、あなたがコントロールしている土地の数に等しい。」を持つ緑のツリーフォーク(Treefolk)・クリーチャー・トークン1体を生成する。
[-8]:あなたの墓地にあるすべてのパーマネント・カードをあなたの手札に戻す。あなたは「あなたの手札の上限は無くなる。」を持つ紋章を得る。
本流のセットでは初収録となるレン。ほとんどの忠誠度能力が土地に関連したプレインズウォーカーである。
- +0能力
- 手札の土地を望む数戦場に出す豪快な能力。既存のカードだと神託者への旅/Journey to the Oracleが近いか。
- タップインであるためそのターン中の行動を増やすのには使えないが、-3能力で生成したトークンを一気に強化できる。
- -3能力
- 土地分のP/Tを持ったツリーフォーク・クリーチャー・トークンを生成する。生成後も土地が増えればサイズは増加していく。
- このプレインズウォーカーの主力となる能力。基本的に5/5程度の十分なサイズを擁し、到達により飛行クリーチャー対策もバッチリ。攻防どちらでも活躍できるだろう。
- -8能力
- 全てのパーマネント・カードを墓地から回収したうえで手札の上限を無くす紋章を得る。
- この能力を起動するために+1能力で土地以外のカードを墓地に溜め込んでいたはずなので、莫大なハンド・アドバンテージが期待できるだろう。
比較的汎用性の高いカードで、-3能力で自衛しつつ、+1能力と+0能力で土地の供給を加速できる。直接的なボード・アドバンテージに繋がる能力はほぼ-3だけだが、そのトークンも野生の魂、アシャヤ/Ashaya, Soul of the Wildや力線の発動/Leyline Invocationがそれぞれ5,6マナ域であることを思えば本体のマナ・コスト相応のサイズだと考えられ、墓地を利用しないデッキにおいても単純な大型クリーチャー+αとして活躍が期待できる。
登場時のスタンダードにおいては、膨大なマナを要求するフラッシュバック呪文という最高の相方、収穫祭の襲撃/Storm the Festivalが存在している。しかもあちらからこのカードを呼び出すことが可能で、この2つを組み合わせたセレズニア・ランプが考案されている。その他、緑単アグロで不自然な成長/Unnatural Growthと切り札の枠を二分しており、グルール・アグロやグルール狼男にも組み込まれている。これらのデッキではエシカの戦車/Esika's Chariotでトークンをコピーできるというシナジーを発揮する。トークンが到達を持っているため黄金架のドラゴン/Goldspan Dragonに強いという点も追い風。+0能力に着目して氷砕きのクラーケン/Icebreaker Krakenによる擬似ロックもある。総じて多くの緑系デッキで活躍する強力なカードであると言えよう。
関連カード
- レンと六番/Wrenn and Six
- レンと七番/Wrenn and Seven
- レンと次元壊し/Wrenn and Realmbreaker
ストーリー
相棒のツリーフォーク、六番/Sixと別れるために彼の故郷イニストラード/Innistradにやってきたレン/Wrenn。テフェリー/Teferiの助けも借りて、新たな相棒、七番/Sevenと出会う。
詳細はレン/Wrennを参照。
参考
- The Tokens of Innistrad: Midnight Hunt/『イニストラード:真夜中の狩り』のトークン(Daily MTG 2021年9月17日)
- 「1ターンに1度しか土地をプレイできない」の制限を破るカード
- 土地サーチカード
- カード個別評価:イニストラード:真夜中の狩り - 神話レア