消散
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消散/Fading | |
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種別 | 常在型能力、誘発型能力 |
登場セット | ネメシス |
CR | CR:702.32 |
消散(しょうさん)/Fadingは、ネメシスで登場したキーワード能力。これを持つパーマネントが戦場に出る際に機能する常在型能力(置換効果)と、コントローラーのアップキープ・ステップ開始時に誘発する誘発型能力からなる。
Skyshroud Ridgeback / スカイシュラウドのこぶ背獣 (緑)
クリーチャー — ビースト(Beast)
クリーチャー — ビースト(Beast)
消散2(このクリーチャーは、その上に消散(fade)カウンターが2個置かれた状態で戦場に出る。あなたのアップキープの開始時に、それから消散カウンターを1個取り除く。できない場合、それを生け贄に捧げる。)
2/3定義
消散 N/Fading Nは以下の2つの能力を意味する。
- このパーマネントは、その上に消散カウンターがN個置かれた状態で戦場に出る。(常在型能力)
- あなたのアップキープの開始時に、このパーマネントから消散カウンターを1個取り除く。消散カウンターを取り除けないなら、このパーマネントを生け贄に捧げる。(誘発型能力)
解説
消散を持つパーマネントには寿命があり、その引き換えとして強めに設定されている。「どうせ放っておけば死ぬクリーチャーにわざわざカード1枚使って除去しない」という選択を取らせることにもなる一方、濃霧/Fogなどの「時間稼ぎ」カードには弱い。
消散カウンターを起動コストとする起動型能力を持つカードもある。
次元の混乱では、これに似た機能のキーワード能力の消失が登場した。消失との機能の違いは消失#消散との相違点を参照のこと。
- 人気のあったカードが多く、ブラストダーム/Blastodermやはじける子嚢/Saproling Burst、パララクスの波/Parallax Wave、からみつく鉄線/Tangle Wireが有名。エンチャントは前ウルザ・ブロックの補充を強化しスタンダードで活躍させる主要パーツにもなった。また、次のインベイジョン・ブロックではヤヴィマヤの火/Fires of Yavimayaを獲得しファイアーズを成立させ、これもまた活躍した。
- 時のらせんで復活させる予定であったが、待機と非常に似ている、待機と用いるカウンターが異なる、「カウンターが置かれた状態で戦場に出る」メカニズムが2つあるのは混乱を招く、といった問題があったため、消散は次元の混乱に移され、最終的に消散のリメイク版である「消散2.0」こと消失が登場することとなった[1]。
ルール
- 消失と違い、「消散カウンターがなくなったときに生け贄に捧げる」ではないので注意。
- 消散カウンターがあるにもかかわらず、生け贄に捧げるという選択をすることはできない。
ストーリー
消散を持つカードのほとんどは、ラース/Rathのパララクス/Parallax現象と関連している。詳細はパララクス/Parallaxを参照。
脚注
- ↑ Utter Chaos(Making Magic 2007年1月15日 Mark Rosewater著)
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 7 その他のルール