ずべら

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2020年8月26日 (水) 07:41時点におけるTaxin (トーク | 投稿記録)による版
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ずべら/Zuberaクリーチャー・タイプの1つ。神河/Kamigawaに棲まう神/Kamiの一種で、「ずべら坊」すなわち「のっぺらぼう」のこと。


Silent-Chant Zubera / 沈黙の歌のずべら (1)(白)
クリーチャー — ずべら(Zubera) スピリット(Spirit)

沈黙の歌のずべらが死亡したとき、このターンに死亡したずべら(Zubera)1つにつきあなたは2点のライフを得る。

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Floating-Dream Zubera / 浮き夢のずべら (1)(青)
クリーチャー — ずべら(Zubera) スピリット(Spirit)

浮き夢のずべらが死亡したとき、このターンに死亡したずべら(Zubera)1つにつきカードを1枚引く。

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Burning-Eye Zubera / 燃える眼のずべら (2)(赤)(赤)
クリーチャー — ずべら(Zubera) スピリット(Spirit)

燃える眼のずべらが死亡したとき、このターンに4点以上のダメージがこれに与えられていた場合、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。燃える眼のずべらはそれに3点のダメージを与える。

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神河ブロックにのみ存在する。神河物語では5体、神河救済では2体登場した。いずれもスピリットでもある。

神河物語のずべらは、2マナ1/2クリーチャーであり、同一ターン死亡したずべらの数を参照する死亡誘発能力を持つ。各能力は、同色の本殿サイクルに対応している(フレイバー・テキストにも対応する本殿の名前を見ることができる)。神河救済では、4点以上のダメージを受けて死亡したときに何かが起こる誘発型能力を持つずべらが2体だけ登場した。もちろん神河物語のずべらと相互作用できる。

当然のことながら、同一ターンに複数のずべらが、それも使用者側に都合のいいタイミングや組み合わせで死亡する場面は自然には発生しにくい。全体除去などで敵ごとまとめて死亡させる、貪る強欲/Devouring Greedなどの生け贄手段を用いるなど、意識した運用が必要となるだろう。

  • 神河物語のずべらの「死亡したずべらの数を参照する」というデザインは、Blazing Effigyを元にしたものである[1]
  • 数が揃うほどに強力になることからずべらデッキもしばしば構築され、(日本では)俗に「ズベリオン」と呼ばれる[2]。元々はリベリオンとかけた一種の洒落で付けられた名前だと思われる。
  • アルファベット順では最後になるクリーチャー・タイプ。
  • モチーフは前述通りのっぺらぼうであるが、マジック独特の設定が追加されている。(→#ストーリー

ルール

基本的なルールについては、死亡誘発のページも参照。

  • 死亡したずべらの数を数えるのは、誘発型能力解決時である。誘発したとき(スタックに乗ったとき)ではない。
    • 誘発させたずべら自身が死亡しているため、最低でも1体ぶんの効果は保障されていることになる。
    • 複数のずべらが同時に死亡した場合、すべてのずべらを数えることになる。
    • あるずべらの能力がスタックに乗っている間に、対応して他のずべらが死亡した場合も、解決時には合わせて数えることになる。
  • 死亡したのがずべらであるかどうかは、戦場での状態を参照する。
    • 異種移植/Xenograftなどでずべらにしたクリーチャーが死亡した場合、ずべらが死亡したものとみなされる。
    • 堕ちたる者の灰/Ashes of the Fallenでずべらを指定した場合、墓地ではずべらとして扱うが、戦場ではずべらではないため、(元々ずべらでなかったなら)ずべらが死亡したことにはならない。

ストーリー

神河/Kamigawaに住まう神/Kamiの一種。隠り世に紛れ込んだ人間が転生した顔のない神。顔を奪うために一人旅の旅人を襲うと言われている。

フレイバー・テキストによれば、明神/Myojinを祀る本殿/Hondenが破壊された際、そこに住んでいたずべら達は人々に害をなすために飛び出していったという。

浄火の本殿が破壊されたとき、そこに住んでいたもの達は神河に生きるものたちの意志を蝕むべく飛び出していった。
本殿が崩れたことで隠り世から切り離されたずべらは、彼らの秘密を持ち帰るための新たな術を求め始めた。

脚注

  1. Five Small SpiritsLatest Developments 2004年10月15日 Aaron Forsythe著)
  2. Live Coverage of 2005 Grand Prix Osaka(Event Coverage 2005年1月8日 森慶太著)

参考

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