Ebony Rhino
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4/5+トランプルという性能自体は、出てしまえばそこそこ脅威にはなる。だが、7マナでのこの性能は、正直実戦レベルとは言いづらい。無色アーティファクト・クリーチャーらしい、コスト・パフォーマンスの悪いクリーチャーと言えるだろう。
トランプルを持つクリーチャーは緑以外には少ないので、他の色のデッキでトランプルが欲しければ多少有用。だが、他の色ならそれはまた別の回避能力を利用できるのでメリットは少ないか。
- 2007年9月サブタイプ変更でサイのクリーチャー・タイプを獲得した。
- 前述の通り低パフォーマンスのクリーチャーであるが、「ペナルティ能力のないトランプル持ち大型アーティファクト・クリーチャー」という性能は地味ながら希少で、長い間上位互換は存在していなかった。19年以上経過した基本セット2015にて、遂に上位互換となる新たなるファイレクシアの魂/Soul of New Phyrexiaが登場した。フレンチ・バニラ仲間でも、のちにパーディック山の放浪者/Pardic Wandererが登場している。
ストーリー
Ebony Rhino(黒檀のサイ)はウルグローサ/Ulgrothaのアーティファクト・クリーチャーであり、大戦争時代(3200AR頃)の遺物。エロン/Eronの所有物で、かつてあるゴブリン一族から献上されたもの。エロンお気に入りの逸品である。(イラスト)
このお宝に目がくらんだ盗賊チャンドラー/Chandlerとジョーヴン/Jovenはエロンを出し抜いて、盗み取ってしまう。この一件以来、エロンの怒りを買った泥棒二人組はKoskun Keep(コスカン砦)のお尋ね者となった。
登場
- Homelands on the World of MAGIC:the Gathering(コミック版ホームランド)