魂の裏切りの夜/Night of Souls' Betrayal
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すべてのクリーチャーに-1/-1修整を与える伝説のエンチャント。
全クリーチャーを弱体化させるため、いつ戦場に出してもそれなりの影響がある。タフネス1のシステムクリーチャーや1/1トークンならばほとんど封殺できてしまう。重ね張りはできないのでサイズの大きいクリーチャーを完全に処理することはできないが、それでも足止め程度には十分。
ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexusや尖塔の源獣/Genju of the Spires、桜族の長老/Sakura-Tribe Elderなどが同環境で使われていたこと、単純にビートダウンに対して抑止力となったことから、しばしば使われていた。モダンでも小型クリーチャーやトークンによく効くためジャンド等のサイドによく入っている。
- 神河物語では、唯一の祭殿でない伝説のエンチャント。開発段階では伝説ではなかったが、複数張りが強力だと分かったため伝説の特殊タイプが加えられた。
- なお、神河謀叛では白に運命の日/Day of Destinyが、また神河救済では青に精神の檻、迷心/Meishin, the Mind Cageが登場している。
- イニストラードで類似した効果を持つ死の支配の呪い/Curse of Death's Holdが登場した。マナ・コストが1増えたものの伝説のエンチャントではなくなり、エンチャントされているプレイヤーのクリーチャーのみを弱体化させる呪いオーラになっている。
ルール
- 謙虚/Humilityや彫像の威圧者/Graven DominatorのETB能力は種類別第7b種、魂の裏切りの夜は第7c種なので、双方が戦場に存在すると、戦場に出た順序等に関わらず「1/1になる」を適用してから-1/-1の修整を適用することになる。よってこれを受けたクリーチャーはすべて状況起因処理により墓地に置かれる。
- これを2つコントロールしている状態になると片方が墓地に置かれるが、同時にタフネス2のクリーチャーを除去できる。レジェンド・ルールによって魂の裏切りの夜が墓地に置かれることと、タフネスが0のクリーチャーが墓地に置かれることはともに状況起因処理であり、これらが同時に適用されるため。
- これが戦場にある時にタフネス1の187クリーチャー(永遠の証人/Eternal Witnessなど)を出した場合、タフネス0の状態で戦場に出るため次の状況起因処理によって墓地に置かれる。この時、ETB能力はそれが墓地に置かれた後にスタックに置かれる。