祖神に選ばれし者/Ancestor's Chosen
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クリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric)
先制攻撃(このクリーチャーは、先制攻撃を持たないクリーチャーより先に戦闘ダメージを与える。)
祖神に選ばれし者が戦場に出たとき、あなたは自分の墓地にあるカード1枚につき1点のライフを得る。
墓地が重要となるオデッセイらしく、自分の墓地にある枚数だけライフを得られるクレリック。7マナと重いため、マナ・コストを踏み倒す前提で使うか、終盤の大量ライフ・アドバンテージを期待して1枚挿しするような使い方が主になる。
リアニメイトなど、墓地のたまりやすいデッキで使うと適性が高い。ベンツォのような速攻型のもので2ターン目に出してもつまらないが、太陽拳のような形のコントロールデッキの中盤以降では15点近いライフを回復することも可能。 さらにエターナルなら、狡猾な願い/Cunning Wishからの一瞬の瞬き/Momentary Blinkというギミックも使われる。アグロデッキは投了するだろう。
フリゴリッドも相性の良いデッキであり、戦慄の復活/Dread Returnから出るだけで、ライフは50点以上まで見込める。
また、ジャッジメント当時のスタンダードでは狩猟場デッキで活躍した。 クリーチャーなので、狩猟場デッキの要である狩猟場/Hunting Groundsや起源/Genesis、生ける願い/Living Wish等が活用できることが幸いし、またこれも墓地の溜まるデッキであったことから効果が大きかった。
通常の青白コントロールでも、前半を凌げれば大量ライフ+4/4の先制攻撃の壁となるためかなり有利に働く。ただし、ジャッジメント登場直後のスタンダードは強力な4点火力やダメージ源が多く、起源などを持たないパーミッションではライフ供給兼火力の的という場合も多い。
第10版のリミテッド環境では、全体的にクリーチャーが貧弱なこともあり、4/4の先制攻撃は圧倒的な強さを誇る。ことにコモン枠ファッティの筆頭である大喰らいのワーム/Craw Wurm、針刺ワーム/Spined Wurmを一方的に倒せることは大きい。回復能力も、ダメージレースになりそうな局面では決定打になる。