警戒
提供:MTG Wiki
警戒/Vigilance | |
---|---|
種別 | 常在型能力 |
登場セット | 多数 |
CR | CR:702.20 |
警戒(けいかい)/Vigilanceは、神河物語で制定されたキーワード能力。クリーチャーが持つ常在型能力である。
定義
警戒/Vigilanceを持つクリーチャーは、攻撃に参加してもタップしない。
解説
リミテッド・エディションから存在していた「攻撃に参加してもタップしない」能力をキーワード化したものである。これと同じ能力はオラクル更新により(ヨハン/Johanを除き)すべて警戒に変更された。
攻撃に参加したクリーチャーは通常タップ状態になってしまうため、ブロックに参加できないしタップ能力も使えない。しかし警戒を持っていればアンタップ状態を保つことができ、攻撃とそれらを両立できる。
常磐木能力のひとつであり、基本セットやエキスパンションで頻繁に登場している。色の役割上では白の専売特許だったが、イーブンタイド頃から第2位として緑のカードが増えてきている。また、次元の混乱においては「タップ/アンタップの操作」が得意な青の役割に割り振られた。
- セラの天使/Serra Angelもこれでスッキリ。怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrathや稲妻の天使/Lightning Angelも、能力がすべてキーワード能力になった。
- 警戒が制定される前は、「セラ能力」(この能力を持つ元祖カードのセラの天使にちなむ)、「アルファ・アタック」など様々な呼称で呼ばれていた。
- 同じ神河物語で、能力名と同名のカードが作られた(→警戒/Vigilance)。
- 余談だが、警戒が制定される前の総合ルールのこの節には雪かぶり土地について記述されていた。雪かぶりが特殊タイプに変更されるとともに警戒の記述に置き換えられた。
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 7 その他のルール