先制攻撃
提供:MTG Wiki
先制攻撃/First strike | |
---|---|
種別 | 常在型能力 |
登場セット | 多数 |
CR | CR:702.7 |
先制攻撃/First strikeは、主にクリーチャーが持つ常在型能力の1つ。先制攻撃を持つクリーチャーは、持たないクリーチャーより、先に戦闘ダメージを与える。
White Knight / 白騎士 (白)(白)
クリーチャー — 人間(Human) 騎士(Knight)
クリーチャー — 人間(Human) 騎士(Knight)
先制攻撃(このクリーチャーは、先制攻撃を持たないクリーチャーより先に戦闘ダメージを与える。)
プロテクション(黒)(このクリーチャーは黒のものに対して、ブロックされず、対象にならず、ダメージを与えられず、エンチャントされない。)
目次 |
解説
イメージとしては上記の通り、先にダメージを与えるという事だが、実際の流れは多少複雑。
ルール
先制攻撃を持ったクリーチャーが攻撃するかブロックする場合、追加の戦闘ダメージ・ステップが新たにできる。
その新しくできた戦闘ダメージ・ステップでは、先制攻撃を持つクリーチャーのみ戦闘ダメージを与え、通常と同様に処理される。その後、残りのクリーチャーのための戦闘ダメージ・ステップが行われる。
利用
致死ダメージさえ与えることができれば、相打ちを防げるため、パワーの高いクリーチャーとこの能力との相性は非常に良い。
その他
- 圧倒的に白に多く、次いで赤。青と緑にはあまり存在しない。
- イメージとしては、赤は素早い攻撃、白は弓や槍などの遠距離攻撃。
- 一時期、先制攻撃の特殊な形として「先制攻撃(攻撃時のみ)/First strike when attacking」が定義されていたことがある。これは現在では廃止されて、普通のテキストに変更されている。
- 実際にこれを持っていたのはサルタリーの槍騎兵/Soltari Lancer、夜のスピリット/Spirit of the Night、アーボーグのプーラージ/Purraj of Urborgの3体。
- Oracleでは当初、攻撃参加時に誘発して戦闘終了時まで先制攻撃を得る誘発型能力に変更されていたが、2008年2月、攻撃クリーチャーである間だけ先制攻撃を持つという常在型能力になっている。元のニュアンスに戻ったといえよう。
引用:総合ルール 20231117.0
- 5 ターンの構造